2013年4月 3日 (水)

ヘレンドの食器でお食事を(ハンガリー)

ハンガリーツアー、ヘレンド焼きの食器ランチにて有名な焼き物や食器、というと世界各地に色々な名窯がありますね。
ドイツのマイセン、スペインのマヨルカ焼き、デンマークのロイヤルコペンハーゲン、中国の景徳鎮や日本の伊万里などなど
輸出品として珍重され、その国の王家などのお墨付きもあり、
じっくり色々なデザインを眺めてみたい作品がいろいろあります。

さて、本日紹介しますのは、先の焼き物と同じく、ハンガリーから世界に名を轟かせるヘレンドの陶磁器です。

ハンガリーツアー、ヘレンド焼きの食器ランチにてヨーロッパの磁器生産は18世紀初頭に盛んに行われるようになりますが、
このハンガリーのヘレンド村では19世紀の頭と、比較的遅い時期に始まりました。

村中が工房関係者というような、まさに焼き物の村ヘレンド。
その発展の歴史は、特許などの概念がなかった時代背景にさえられました。
人気の老舗でもう作られなくなったような型落ちのデザインは、セットの一組が割れたり欠けたりしてしまったときの補充にと飛ぶように売れ、ちょっと時代遅れの手作りの作品は、機械化が進む世の中では希少価値を高め珍重されたのです。
ハンガリーツアー、ヘレンド焼きの食器ランチにて
ヘレンドは、地元ハンガリーやハプスブルグ帝国内の貴族だけでなく、ハプスブルグ皇帝やマリア・テレジア、イギリス女王、ロスチャイルド一族や、プロイセンやロシアの王族にも愛され、彼らの特注だった図案の一部は今では定番のパターンとしても定着しています。
例えば、冒頭にあげた絵皿はロスチャイルドバード(首飾りパターン)とよばれるもの。
ドイツのマイセン風の小鳥のつがいがネックレスを咥えています。

ハンガリーツアー、ヘレンド焼きの食器ランチにてそんな磁器の里ヘレンドでは、焼き物の博物館や工房を見学するだけでうっとり…でしたが、
ハンガリーツアーではヘレンド焼きの食器で昼食を食べる機会があり、憧れの焼き物に気兼ねなく?触れる、というのも貴重な体験でした。

お皿とおそろいのナプキンホルダー、テーブル中央のバター置きもヘレンド。その時によって用意されているお皿の図案も変るので、見比べる楽しみもありました。
(もちろんお料理のお味も◎です)
伝統のヘレンド焼き、美しい食器は眺めるのではなく使うものだなぁ、とちょっと贅沢に思ったものです。
(山岸)

ヘレンドも訪問、ユーラシア旅行社のハンガリーツアーの魅力はこちら

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