メコン川の島でのんびり旅
海のないラオスに、多くの島があることをご存じでしょうか。
チベットからインドシナ半島を潤し、ベトナムに抜けるアジアの大河「メコン川」。
カンボジア国境近く、その川幅が14KMにも大きく広がるところに、4000の島があるといわれ、シーパーン(4000)島(ドン)地方と呼ばれています。コーンパペンという、メコンの本流が轟音を立てて幅300M、高さ15Mを流れ落ちる滝の上流にあり、川の流れはとても穏やか。この島に住む人々の暮らしも素朴です。
いくつかの島にはバンガロータイプのホテルがあり、のんびりとするには最高の場所。
ニワトリの鳴き声で目をさまし、鳥のさえずりや、川のまどろみの音を聞きながらハンモックで読書。午後は学校帰りの元気な子供の声が聞こえてきて、元気に遊びまわっています。
こんな穏やかな場所にも、フランス植民地時代に造られた鉄道の橋や埠頭の後があり、残骸のような蒸気機関車も見ることも。橋は近年舗装されて渡る人々や車両の速度が速くなりました。WIFIの普及も進んでいます。
ラオスのビール「ビアラオ」を飲みながら、メコンの夕日を眺めてみませんか。自由旅行ではご自身のペースで旅をお楽しみ頂けます。
近くには、世界遺産のアンコール遺跡「ワット・プー」もあり、これからの時期は川に生息するイルカを見るチャンスも増えます。(加藤)
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