2013年10月 1日 (火)

【共通テーマデー】旅に行きたくなるおすすめの映画『敦煌』

Bakkokutsu

「敦煌」といえば、井上靖氏の小説が有名ですが、これを映画化した『敦煌』はご存知でしょうか。今から25年も前の1988年の作品で、若かりし日の佐藤浩一さん、西田敏行さんが出演されています。
物語は実際の敦煌・莫高窟に存在する、ある窟の謎にせまったものです。
映画の舞台となっているのは、11世紀の中国・宋の時代。
当時、現在の甘粛省、寧夏回族自治区、内蒙古自治区にまたがる河西回廊の周辺では、西夏王国が勢力を広げていました。
敦煌がこの西夏王国に敗れ滅亡する際に、何者かによって窟の壁に隠された大量の経典が1900年に発見されたという史実をもとに描かれた壮大な歴史物語です。

Karahoto

莫高窟の第16窟には、蔵経洞と呼ばれる隠されたもう一つの窟、第17窟があります。
20世紀最大の発見と呼ばれたこの窟の発見により、世界中に敦煌・莫高窟の名が知られるようになりました。
莫高窟はその日によって開放される窟がまちまちですが、解放日にあたっていれば、ツアーでも実際にこの窟を訪れることができます。第16窟の壁から隠し部屋のように存在する第17窟を見ることができるでしょう。
誰がどのような目的で、ここに大量の経典や文書が隠したのか。
その謎はいまだ解明されていません。
映画では、この謎に対する一つの答えが終盤に出てきます。莫高窟観光の前に観れば、色々想像が膨らみ、実際の見学が非常に興味深いものになること間違いなしです。
また、この時代の宋、西夏、ウイグルとの関係も、短い時間で理解できるのも映画の良いところ。小説に忠実なあらすじになっているので、すでに小説を読んだことがある方にもお勧めです。
敦煌には、実際に撮影のために造られた敦煌城の実物大のセットが「敦煌古城」として観光客に開放されています。広大な敷地に映画の世界が広がっています。
時間が許せば、訪れてみるのもいいかもしれません。(大木)

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