【共通テーマデー】私の好きな小村～サン・ポール・ド・ヴァンス～（ユーラシア旅行社で行く南仏ツアー）

私の好きな小村は南仏にあるサン・ポール・ド・ヴァンスです。

山の上に建物が密集するように村があることから、鷲の巣村とも呼ばれています。コートダジュールにはこのような自然の地形を利用した要塞村がいくつかあります。

１時間もあればぐるりと周れてしまいそうな小さな村ですが、ピカソなど芸術家に愛された村としても有名です。今も芸術家たちが移り住み、画廊やおしゃれな雑貨店が多く並んでいます。ひっそりとした石造りの建物と、小さな丸石が埋め込まれた細い路地、雰囲気のある街灯や看板など、どこを歩いても絵になる可愛らしい村です。

村の入口の広場でペタンク（フランス発祥のゲートボールのような球技）を楽しむ村人たちの姿を見ながら、メインストリートの１本道を進むと、突き当りに見晴しの良い共同墓地があり、ここにシャガールのお墓があります。シャガールもこの村が気に入り、晩年をここで過ごしました。

村から１５分ほど歩いた山の中には、マーグ財団美術館もあり、シャガールやマティスなどの作品をゆっくり見ることができます。

時間の流れをゆったりと感じられる、何度も訪れたい村です。（大木）

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