2014年4月28日 (月)

アルメニアワインとノアの箱舟(ユーラシア旅行社のコーカサス三国ツアー)

コーカサス三国ツアー

アダムとイヴの時代から数世代。
増えすぎて堕落し不遜になった人間を一掃する大洪水を神が起した際に、
神に認められ、巨大な「箱舟」を作ることによって、他の生物とともに生き延びることができたノアと家族が、
箱舟がたどり着いた高い山。
この山は、トルコ領のアララト山であるといわれています。

洪水後、山から下りたノアは、ブドウを栽培し、ワインを造り、神に捧げたといわれており、
カスピ海からコーカサス地方はブドウの原産地であり、その歴史は10000年前頃までさかのぼれるそうです。
紀元前3千年ごろには、ブドウの栽培やワイン造りがこの地域で盛んに行われていたことも、アララト山=ノアがたどり着いた山説の根拠の一つとされています。

アララト山は現在のトルコ領内にある山ですが、富士山のような美しい姿は、隣国のアルメニアの人々にも愛されています。
アルメニアからアララト山を最も美しく望めるホルヴィラップ修道院へいくと、その周辺には青々としたブドウ畑が広がっていて、ノアの時代から景色といわれても納得してしまいそうな眺めです。

ノアの箱舟とアララト山については、キリスト教徒の方に限らず、比較的、聖書の中でも有名なシーンのひとつですが、
洪水の後、神への燔祭(感謝の祈りと生贄を捧げる儀)やワインを造り飲む話、そして酩酊し息子の1人に嗤われたため彼を追い出した・・といった「その後」の話は、箱舟ほど知られてはいないかもしれません。
6月に日本でも公開される『映画『ノア・約束の舟』で、この辺りがどのように描かれるか(それとも描かれないか)も興味深いところです。

この他にも、アララト山とその近郊にはノアの箱舟に関係する遺構や伝説が数多く残されております。
例えば、アルメニアの隣、アゼルバイジャンの飛び地であるナヒチェヴァン自治共和国には、ノアの墓と伝えられるモニュメントなどもあります。

聖書や神話の舞台というと、地中海や死海近郊となりがちですが、
コーカサス三国でも壮大な伝説の跡を感じることができるのです。

(山岸)

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