2014年6月27日 (金)

ブータンに農業改革をもたらした“農業の父”ダショー西岡氏の記念館がパロにオープン!(ユーラシア旅行社で行くブータンツアー)

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国民総幸福量(GNH)という、経済発展よりも国民の幸福を目標した考えを打ち出し脚光を浴びたブータン。国民の多くが篤く仏教を信仰し、伝統と文化に誇りを持って暮らしています。

そんなブータンには、最も名誉ある称号“ダショー”(“最も優れた人”という意味)があり、功績を称えられ国王から授与されます。この称号を唯一授与された外国人が日本人の西岡京治(にしおか けいじ)氏です。その西岡氏の功績を称えてブータンの玄関口パロに先日6月17日、ブータンの農業省が考案した記念館がオープンしました。

ブータンは、1960年代まで鎖国状態で、また、その国土の大部分が高峰に囲まれているため、周辺国家からの文明の流入は少なく、外交も隣国のインドなどを介して行っていました。その後、次第に国際社会との対外関係を構築していく過程で、日本の海外技術協力事業団(現JICA)も、ブータンでの活動を開始し、農業指導員として派遣されたのが西岡京治氏でした。

彼は1964年の派遣後28年間、ブータンの農業発展に尽力し、現在のブータンの農業を支えている方たちは西岡氏のお弟子さんたちだそうです。その功績を認められ、当時の国王より“ダショー”の称号を授与されました。1992年、59歳で急逝した際にはダショー西岡氏の国葬が営まれ、王女や閣僚をはじめ、数千人の人々が参列し、ブータンの多くの国民が涙したそうです。記念館を訪れると、展示されている当時の農業の様子や西岡氏の功績などから、ブータンの人々に西岡氏がいかに愛されていたかを窺い知ることができます。

また、パロには西岡氏を称えたチョルテン(仏塔)が建てられ、ここからは、西岡氏がブータンにもたらした農業によって整備された農作地を眺められます。チョルテンや記念館を訪れることでダショー西岡氏の軌跡を辿ることができます。(吉村)

★ユーラシア旅行社のブータンツアー(パロ観光を含む一部ツアー)では、オープンを記念して、西岡記念館の追加観光にご案内します。

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