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2014年12月

2014年12月24日 (水)

もうひとつの台湾、金門島へ行ってきました(ユーラシア旅行社で行く台湾ツアー)

少し前になりますが、台湾の金門島へ行ってきました。金門島と聞いて、すぐに場所が思い浮かぶ方は、かなりの中国もしくは台湾通ではないでしょうか。金門島は台湾に属していますが、地理的に見ると、台湾本島からは約270キロの距離にあり、中国本土の厦門(アモイ)までは僅か数キロに位置しています。実際に、金門島の様々な場所から中国本土が肉眼で見られ、その距離の近さを実感することが出来ます。

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金門島の魅力は、まずその文化が挙げられます。島に点在する村々の建物ひとつとっても、台湾本島のそれとは異なり、独特な雰囲気が感じられます。また、その位置から長い歴史を通して、様々な軍事拠点としての役割を果たし、人々が行き交ったことで、文化が融合し、金門島独自の様式が生まれました。
“異国の沖縄”といった表現が、私なりに思い浮かびました。その印象を与えられたもののひとつが、金門島の至るところで見られる“風獅爺(フーシーイェ)”です。この風獅爺は、日本でいう狛犬、沖縄でいうシーサーのようなもので、島の守り神として、金門島の人々に崇められています。家の脇、公園の中心、寺院の入口...見上げる大きさのもの、屈んでみるもの、カラフルな色がついたもの、今にも崩れ落ちそうな古いもの...さまざまな場所で、多種多様な姿で、島を守っている風獅爺の中から、自分の好きな風獅爺を探すのも、金門島訪問の楽しさのひとつかもしれません。

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また、忘れてはならないのが金門島の歩んできた歴史そのもの。古くは清朝と争った鄭成功軍の前線基地として、近代では毛沢東の共産軍との激戦を繰り広げた、蒋介石率いる中国国民党の拠点として、歴史の舞台に登場します。この蒋介石との厚い義を取り交わした日本人陸軍・根本博も欠かすわけにはいきません。
軍事拠点となった金門島及び小金門島(金門島の西に位置する島)には、今なお多くの戦跡が残ります。特に大陸(中国本土)に近い、島の北部には激戦の傷跡が至るところで見られました。北山古洋楼という司令部がおかれた建物の外壁には、おびただしい銃弾の跡が残り、金門島に上陸した中国共産軍との激戦を今に伝えています。他にも、古寧頭(こねいとう)の戦いをはじめ蒋介石軍の勝利を記念した古寧頭戦史館や、馬山(まさん)観測所などを訪ね、金門島が歩んできた歴史をその目で見ることが出来ました。

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かつては海を挟んで争っていた金門島と中国本土ですが、現在では、金門島とアモイの間には定期船が毎日運航し、手軽に行き来することができるようになりました。今後、さらに中国の波が押し寄せると、金門島の独自性も次第に失われていくのかもしれません。そうなる前に、この地を踏むことが出来た喜びとともに、この独特の雰囲気がいつまで失われないことを願いました。(吉村)

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2014年12月12日 (金)

トルコの絶景カッパドキア(ユーラシア旅行社のトルコツアー)

トルコツアー、トルコ旅行

日本の約2倍の面積を持つトルコには、東西南北とそれぞれに見どころがあります。
中でも、巨大なキノコや尖塔の形をした岩が林立するカッパドキアは一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
火山の噴火によって堆積した火山灰がやがて厚い層となり、長い年月を経て柔らかい地層が浸食され、この奇景が作り出されました。広大なアナトリアの大地に広がる見渡す限りの岩の林は、圧倒的な自然の力を感じさせます。今この瞬間にも少しずつ岩は風雨によって浸食され、変化しているのです。
3,4世紀、ローマによるキリスト教弾圧時代に、多くのキリスト教徒がこの地に逃れてきました。その後、イスラム化が進むと、キリスト教徒たちは岩山に隠れ住み、信仰を守り続けました。地下都市カイマクルには、当時およそ二万人のキリスト教徒が暮らしていたといいます。迷路のように掘られた洞窟には、敵の侵入を阻むための大きな丸い石や、貯蔵庫、換気口など、彼らの隠遁生活を垣間見ることができます。
また、ギョレメ野外博物館には、今も色鮮やかな壁画が描かれたいくつもの岩窟聖堂が残されており、中でも、「暗闇の教会」と呼ばれるカランルク・キリセでは、極めて保存状態の良い壁画を見ることができます。その名の通り、聖堂内部にほとんど光が入らないことから、鮮やかな色彩が色あせることなく残っています。
この自然の地形を利用し、営まれてきた歴史ある岩の町カッパドキアの滞在にお勧めしたいのが、洞窟ホテルです。ホテルの規模や部屋の大きさも、その洞窟が掘られた穴のサイズや形によってまちまち。それぞれ内装やインテリアにも趣きがあり、ほの暗い室内に灯る暖かな明かりに懐かしいような居心地の良さを覚えます。洞窟の火山岩は優れた断熱性を持っており、夏は涼しく、冬は暖かいそう。日本のように四季を持つカッパドキアならではのホテルといえますね。

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2014年12月 2日 (火)

【おススメ書籍情報】世界動物の旅(ユーラシア旅行社のタスマニアツアー ほか)

2014年は、流行語候補にノミネートされるほど
「絶景」の旅に注目が集まりましたね。
来たる2015年もまだまだこの勢いは続きそうですが、
私が今、新たに注目しているのは、
ズバリ、野生動物に会いに行く旅です。
可愛い(珍しい、面白い・・・)動物たちとのご対面と、
雄大な自然に、心癒されること間違いなしの、絶景+αの旅。
そんな一石二鳥の場所を盛りだくさん紹介している本が
この度K&Bパブリッシャーズさんから出版されました。

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普段とりたてて動物好きでもない私ですらキュンキュンする、
動物たちのイキイキした姿や、豊かな表情が満載。
写真集のように眺めて楽しむもよし、
ガイドブックとして活用するもよし、の一冊です。
この本には弊社も、写真やコメント提供の協力をさせていただきました。
グアナコ(チリ)やタスマニアンデビル(オーストラリア)、
コモドドラゴン(インドネシア)、なまけもの(ペルー)、
ジェンツーペンギン(南極)、オランウータン(マレーシア)などなど、
ぜひ探してみてくださいね。(山本)

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