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2015年3月

2015年3月27日 (金)

夏目漱石も癒されたスコットランドの風景

ダンダラックホテル

 “マッサン”こと竹鶴政孝さんが妻リタさんを連れてスコットランドから日本に帰国したのが1921年(大正10年)。竹鶴さんがスコットランドに滞在していた時代は、世界的にヒットしている英国貴族を描いたドラマ「ダウントン・アビー」の時代と重なります。
 明治維新後、西洋で学問を学ぼうとヨーロッパ各地に日本人が留学しました。竹鶴さんが留学するよりも前には、夏目漱石が1900年(明治33年)から2年間、ロンドンに留学しています。夏目漱石は、1902年の秋、スコットランドの保養地ピトロッホリーに滞在し、その際のことを「永日小品」に記しています。スコットランドの自然美は、疲れた漱石の心身を癒したようです。漱石が滞在した建物は、現在「ダンダラックホテル」となっていて、今も穏やかな自然美に包まれています。また、ピトロッホリー近くにあるブレア城には、1921年(大正10年)に、当時皇太子だった昭和天皇が滞在されました。
 実は日本と繋がりの深いスコットランド。ドラマをきっかけに関心を持った方も多いのではないでしょうか?(太田)

*スコットランドの見所を巡るにはツアーが便利です。
*ダンダラックホテルでの昼食を楽しむツアーもございます。

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2015年3月25日 (水)

【おススメ映画情報】グッド・ライ~いちばん優しい嘘~

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 みなさん、こんにちは。本日は4月17日から公開の映画「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~」をご紹介します。
 物語の舞台は1980年代後半、スーダンで起こった内乱により、両親を殺された兄妹3人が破壊された村を離れ安全な地を求めてケニアの難民キャンプを目指すことから始まります。旅の途中で主人公のマメールは、北部の兵士に見つかってしまいました。しかし、兄テオが身代わりとなり兵士に連行されることとなり、兄とは離ればなれになってしまったものの、マメールと妹は何とかケニアのカクマ難民キャンプへ辿り着きました。
 その後マメールと妹は幸運なことにアメリカへの定住支援プロジェクトに当選。そしてアメリカで新たな人生を始めるチャンスを得るという物語です。
 映画の舞台はアメリカのカンザス・シティーが主ですが、ケニアのナイロビ、夕陽に染まるアカシアの木が美しいサバンナなど、アフリカの大地も登場します。深刻なテーマであるにも関わらず、異文化体験をする兄弟の姿にくすっと笑えるシーンもあり、複雑なスーダンの内情も理解することが出来る映画です。私は、この映画を観るまで名前しか聞いたことのなかった難民キャンプの実情を知ることが出来ました。限られた食糧の配給、洋服も1人につき1枚、そして医療施設も整っていない等の有様を見て、日本で不自由なく暮らしていることにありがたさを感じると共に、こんなにも悲しい事実がたった数年前に起きたということも信じられませんでした。映画ではアメリカの飽食の問題にも触れていました。一番印象的だったのは、難民キャンプからやってきた主人公の目の前で、無残にもごみ箱に捨てられる食物を見て「まだ食べられるのに何故捨てるの?」という言葉です。日本の大量の食べ残しも報道で言われていますが、先進国の飽食問題は他人事ではなく、自分事として考えなければと胸をしめつけられました。皆様もアフリカの壮大な自然とアフリカの今を知ることが出来る映画、気になられましたら、是非公式ホームページもご覧下さい。

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2015年3月20日 (金)

シチリアもネコ天国~シチリア島離島視察レポート・番外編

シチリア島ツアー、シチリア島旅行

以前マルタの野良猫を当ブログで紹介しましたが、
今回のシチリアの離島巡りでもたっぷり野良猫に会う事が出来ました。
天気が悪い日の遭遇率の低下を考えると、
かなり充実した猫密度です。

シチリア島ツアー、シチリア島旅行

島は漁師や船乗りが多く、
昔から猫が大事にされてきたのでしょう。
ファヴィニャーナの港では
朝、漁から戻って魚を売る漁師を待ちわびる猫たちが。
(約2時間後にはお腹いっぱいという顔で網の上で寝ていました)
シチリア島ツアー、シチリア島旅行
ぶらりと立寄ったレヴァンツォのカフェでは、
仲良しの2匹がいました。
エガディ諸島の猫たちはなんだかのんびり穏やかな印象でしたが、
一方、ストロンボリ島で出会った猫たちは眼光が鋭く見えたのは気のせいでしょうか

シチリア島ツアー、シチリア島旅行

夕方の時間帯、山の東側で光が少なかったせいかもしれませんが。

シチリアでは他の都市でもよく猫を見かけますが、
今回は島巡りということもあり
それ以上に沢山の猫に出会えた気がします。
(山岸)

シチリア島ツアー、シチリア島旅行

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2015年3月19日 (木)

ペスカツーリズモinファヴィニャーナ島の碧い海!~シチリア島離島視察レポート・その3

本日も昨日に続きエガディ諸島より、ファヴィニャーナ島を紹介します。
上から見ると蝶々のような形をした小さな島ですが
周囲を美しいエメラルドグリーンの海に囲まれていて、
シチリアの人たちの人気のリゾートです。

ファヴィニャーナ島ツアー、イタリアツアー

この辺りからサルディーニャ島にかけての海域は、
夏にマグロの群れが回遊するスポットです。
マグロの聖地、ともいわれるほど、
本マグロ漁が盛んな地域です。
ファヴィニャーナ島は、そんなマグロ漁の拠点として栄え、
オイル漬けやカラスミなどのマグロの加工品工場もありました。

ファヴィニャーナ島ツアー、イタリアツアー

工場は今は閉鎖され、当時の船のドックやマグロの身を煮込んだ大なべ、漁の道具や缶詰など、マグロ産業の様子や、
近代美術などを展示する博物館になっています。
日本人がやってくる!ということで、
昔マグロ漁師をやっていたというペペさんがマグロ捕りの歌等を披露してくれました。
ファヴィニャーナは今も漁師さんが多く、フェリーの港の前には漁船が並び、漁から戻った漁師達が新鮮な魚介をその場で販売しています。
この日はタコや海老やカサゴ、アンコウや様々な魚が並んでいました。

ファヴィニャーナ島ツアー、イタリアツアー

漁をするだけではなく、綺麗にした漁船で観光客を海上観光に案内する漁師達もいます。
スローフード運動発祥の地イタリアでは農業×観光=アグリツーリズモが盛んですが、この海バージョンが漁業×観光=ペスカツーリズモです。
島や漁師によってサービス内容は様々ですが、
美しい海に囲まれたファヴィニャーナ島は、エメラルドグリーンの海を海上から眺めたり、都市遺跡と見まごう石切り場の不思議な景観も海から見ることでよくわかります。
数年前に某テレビのコマーシャルでも使われた美しい海です。
(山岸)

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2015年3月18日 (水)

先史時代の岩絵がこんなところに!レヴァンツォ島へ~シチリア島離島視察レポート・その2

連載2回目の本日は、
シチリアの西側にある離島を紹介しましょう。
3つの島からなるエガディ諸島です。
エガディ諸島ツアー、レヴァンツォ島ツアー
西部の丘の上の要塞の町エリチェからは、
晴れた日には島影が見えるレヴァンツォ島とファヴィニャーナ島、
そしてマレッティモの3島が主な島です。
このうちレヴァンツォとファヴィニャーナは、シチリア本島からフェリーで20~30分と近距離にあり、
シチリアの住民の夏のバカンス地として、とても人気があります。
レヴァンツォ島は石灰岩質の山がちな小さな島です。
この島での見所は、先史時代の岩絵です。
研究によると紀元前1万年ごろの線画と
紀元前8000~6000年頃の岩絵がジェノヴァ人の洞窟という小さな場所に残されています。
ヨーロッパの先史時代の岩絵といえば、スペインのアルタミラ洞窟やフランスのラスコーのものが有名ですが、
イタリアの果ての果てのこんなところでも見られるのか!と感動します。
今では島でもう見かけない大型の哺乳類や人々、
エガディ諸島の名物であったマグロなどが描かれているのですが、どれもとても鮮やかなのに驚きます。
アルタミラやラスコーと異なり、小規模ながらもオリジナルのものが見られるというのも嬉しいです。

エガディ諸島ツアー、レヴァンツォ島ツアー

日本では殆どその存在すら知られていない
エガディ諸島レヴァンツォ島のジェノヴァ人の洞窟の壁画。
夏は、ファヴィニャーナ島からペスカツーリズモ(漁船に乗って海を満喫する観光スタイル)で海上からアクセスし、洞窟まで岩場を少し歩いてやってきます。
(山岸)

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2015年3月17日 (火)

ストロンボリ火山トレッキング!~シチリア島離島視察レポート・その1

ストロンボリ火山、ツアー

(↑ナイトクルーズにて。ストロンボリ島と夕焼け、噴煙+雲)

イタリアの見所は尽きるところがありません。
本土の都市、小さな村、島々。
世界遺産は年々増え続け、とても追いつかないほど登録されています。
文化遺産が多いイタリアですが、自然遺産もいくつかあります。
北のドロミテや最近登録されたエトナ山などなど。
そんな世界遺産のひとつ、エオリエ諸島のストロンボリ火山に
先日実際に登って来ました。
見学ではなく登山です。
生憎の天候(強風、曇り)により夜の火口観察は断念しましたが、
900mを越す頂上までの往復を何とか歩ききることができました。

ストロンボリ火山登山、ツアー

(↑大体半分くらいの地点。ここからは植物がなくなり岩と灰と砂の世界)
今まで色々なトレッキングをやりましたが、
このストロンボリ火山登山がとにかく大変だったのは
1)急勾配であること
2)足場が悪いこと
3)頂上付近は堆積した火山灰でさらに体力を奪われる
この3点です。
オフシーズンの3月の日中で、殆ど曇っていて
頂上付近は霧の中で寒いくらいでしたので、
暑さはあまり気になりませんでしたが
これからの季節は空や海が美しい分、
太陽光に焙られることも考慮しないといけません。
ユーラシア旅行社のパンフレットでも
「心臓や呼吸器疾患のある方は注意」の表記をしていますが
(噴煙やガスの心配とは別に)
往路の登りは心臓・肺に負担がかかり、
帰りの下りは膝や腰に負担がかかってしまいます。
普段あまり歩かれていない方で、
ツアーの参加を考えていらっしゃる方は、
出発までしっかりトレーニングをしていただき、
現地では決して無理はなさらないようにしてください。
しかし、ここまでの辛い思いをして人々が頂上を目指すのは、
今も活動する火山の噴火活動を間近に見るためです。
私の視察の時のように頂上が雲で覆われている日は絶望的ですが
これから夏にかけてカラッと晴れたシチリアらしい天気になりますので
日が落ちて暗くなった山に噴火の炎が上がり、
水平線の向こうにはイタリア本土の街明かりが煌きます。

ストロンボリ火山トレッキング、ツアー

(プロが撮影した噴火の様子↑イメージ)

登山は無理、という方は、夜のクルーズで海上から火山を見上げたり、
噴火物が流れていく斜面を、
安全な位置から眺めるようなポイントもありますので
まずはご相談くださいませ。
(山岸)

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2015年3月13日 (金)

意外?大自然と野生動物の宝庫、スリランカとインド

今週末15日(日)21時からNHKで放送予定の
hot spots 最後の楽園 season2の第6回
『太古の動物 奇跡の楽園~インドとスリランカ』。

ゴンドワナ大陸から分離してユーラシア大陸に合体した
インド亜大陸の壮大な旅と歴史が育んだ
ユニークな生き物達が紹介されるようです。

スリランカツアー、スリランカ旅行

スリランカやインドと野生動物のイメージがなかなか結びつかない
という方もいらっしゃるかも知れません。
しかし、インド洋からヒマラヤ山脈までにわたる広大な国土には
様々な自然環境とそれに適応した生き物達も暮らしています。

インドもスリランカも、多くの国立公園や、ユネスコの世界自然遺産があります。
写真は、スリランカのヤーラ国立公園。
先月訪れたツアーは、幸運にもヒョウに遭遇!
眠たげな背中…の撮影に成功しました。

これからのスリランカやインドは緑が増え
瑞々しい自然の美しさをお楽しみいただけます。

先日発表しました夏のインド・ネパールに続き、
夏のスリランカ各ツアーも発表しております。

ユーラシア旅行社で行くスリランカツアーの魅力はこちら
ユーラシア旅行社で行くインドツアーの魅力はこちら

NHK hot spots 最後の楽園 season2 番組公式ホームページ

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2015年3月12日 (木)

クロザル視察レポート“モヒカン頭の百面相”(3)(インドネシア・北スラウェシ)

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一昨日、昨日とタンココ自然保護区をご紹介しましたが、最終回の本日はタンココ自然保護区以外の北スラウェシの魅力をご紹介します。

まず、タンココ自然保護区と並び北スラウェシ島の代表的な訪問地ブナケン島です。ダイビングをされる方の中にはご存じの方も多いのではないかと思いますが、世界屈指の広大な珊瑚礁が広がり、世界中のダイバーの憧れの地として知られています。見てください、この透明度!私が訪れた日も気温は30℃を越え、今すぐにでも飛び込みたい衝動に駆られましたが、そこは我慢。まずはボートにて島の沖合に向かいます。沖合にて水中観察用のグラスボトムボートに乗り換え、いよいよ海の世界へ。

このブナケン島周辺はブナケン海洋国立公園として国立公園に指定されており、この海で、1998年に何と古代魚シーラカンスが捕獲されました!それまで発見されていたシーラカンスとは別の種とされ“スラウェシ・シーラカンス”と命名されました。

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そんな神秘の海の中を覗きながら、シーラカンスを探してみるものの、やはり発見ならず...。それでも、広がるサンゴ礁の美しさは、ボートの中からでもしっかり満喫することができました。

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続いては、隠れた世界有数の建造物をご紹介。キリスト像です。北スラウェシの人々の多くは、キリスト教を信仰する方が多数を占めており、車窓からは熱帯のジャングルの中に突如現れる教会という、何ともミスマッチな印象から、何度となく不思議な感じになります。そのキリスト教の信仰の篤さが垣間見ることができるのが、マナド近郊に2007年に建てられたキリスト像。このキリスト像の何が有数かと言いますと、ブラジルで有名なコルコバードの丘にあるキリスト像に次いで、世界第2の大きさを誇るんです!その高さは約50メートル!新しいマナドのシンボルにもなっています。

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そして、ミナハサ高原。トモホンやトンダノといった街を中心とした高原地帯で、涼しい気候を利用した野菜や花の産地として知られています。また、この付近は火山や温泉が多く、車で移動している際にふと硫黄の匂いを嗅ぐことも。硫黄関係でひとつご紹介します。リノウ湖です。この湖は、湖の底から硫黄が噴出しており、水面には泡がプクプク。この硫黄の噴出量はその時々で様々で、硫黄の量によって色が違って見える神秘的な湖。ミナハサ高原には、他にも伝統家屋が見られるウォルラン村、段々畑が美しいルルカン村、特徴的な形をしたお墓ワルガが残るサワガン村など、見所満載。

今回、訪れたのはスラウェシ北部のごく一部。にも関わらず、そこには、そこでしか出逢うことが出来ない感動が多く待ち受けていました。まだまだ観光客が少ない地域ではあるものの、人々を惹きつける要素は尽きません。是非、この感動を現地にて体感してみてください。(吉村)

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2015年3月11日 (水)

クロザル視察レポート“モヒカン頭の百面相”(2)(インドネシア・北スラウェシ)

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3日連続視察レポートの第二弾です。昨日はスラウェシ島やタンココ自然保護区に関してご紹介させて頂きましたが、本日はいよいよタンココ自然保護区での動物観察をご紹介します。

ケニア・タンザニアのサファリ同様、クロザルの観察はやはり朝~午前中がお勧めです。普段は朝が弱い私も、現地では早寝早起き。スラウェシ島は赤道直下に位置する為、日の出時間は通年を通じて朝6時前後。太陽とともに起き出して、朝食を済ませた後は、いざタンココ自然保護区への準備開始!

私が訪れたのは、毎日日中には30℃近くまで気温が上がりますが、如何せん森の中なので、半袖で過ごしたくても虫除け対策に、長袖長ズボンを着用していました。そして、足元はスニーカーでは少し心もとなく、やはり歩きやすいハイキングシューズやウォーキングシューズがお勧め!私も山系の添乗の際に履くハイキングシューズで、準備万端!

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そして、いよいよタンココ自然保護区のゲート到着!今にも木々の脇から動物たちが飛び出してきそうな雰囲気です。手続きをして、いざ散策開始!はじめは歩きやすい道から、次第に腰の高さまで伸びに伸びた草をかき分け、木の枝をくぐりながら、森の奥へ。僅か30分程歩いたところで、ついに発見!黒い固まり!クロザルの群れです。

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我々が観察できるクロザルの群れは、“ランボー1”、“ランボー2”、“ランボー3”の3グループで、それぞれのグループは約80~90もの個体で形成されます。最初に遭遇したのは“ランボー2”で、あちこちに散らばっているが故、周囲のどこを見渡してもクロザルが目に入ってくるほどの個体の多さにまず驚きです。

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数頭に狙いをつけ、すり足で近づいていくと、チラチラとこちらを気にするものの、急に逃げたりはしません。距離にして2メートルぐらいまで近づくことが出来、カメラを向けて、まずはパシャリ。クロザルたちは写真の音にも驚くことはなく、ただただお互いにノミ取りをしたり、マイペース。調子に乗って、更に近づいてみようとしたところ、やはり気付かれてしまい、逃げられてしまいました。
ウガンダやルワンダのマウンテンゴリラ観察は、観察時間が決められていますが、このクロザル観察は、何と無制限!思う存分、クロザルたちとの時間を楽しむことが出来ます。
クロザル観察をしながら感じたことは、彼らクロザルは本当に“百面相”!カメラを向けながら、こちらが様々な表情をすると、クロザルたちも様々な表情を返してくれます。彼らは顔の表情を使って仲間とのコミュニケーションを取るのですが、もしかしたら私も仲間だと思われたのでしょうか…。
クロザルの群れは、森の中を少しずつ移動していきます。我々もその後を付いていきながら、時間を過ごしました。時には、後ろから追いついてきた個体が、私のすぐ脇を平然と歩いていくこともあり、逆にこちらがドキッとさせられることも多々ありました。そんなこんなしているうちに、あっと言う間にお昼の時間。サルの群れに一旦別れを告げ、ゲートへと戻ります。

動物観察で、最も気になることは、やはり実際に発見出来るかどうか、ということに尽きると思いますが、その点はご安心下さい。現地ガイドさんによると、基本的には毎日の行動パターンは似ているため、これまで観察出来なかったことはないそう。各グループには、生態を観察している研究員の方もおられ、彼らの話でも、「100%出逢える」との太鼓判でした。

明日はタンココ自然保護区以外の場所へご案内します。(吉村)

北スラウェシを訪れるツアーはこちらから。

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2015年3月10日 (火)

クロザル視察レポート“モヒカン頭の百面相”(1)(インドネシア・北スラウェシ)

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さっそくですが、クロザルという動物をご存じでしょうか?このクロザル、インドネシア・ジャワ島の右上に位置するアルファベットの“K”の形をしたスラウェシ島に棲息している、学名MACACA NIGRAの通り、真っ黒な姿をしたサルです。少し前になりますが、プロカメラマンのデジタルカメラを勝手に使い、“自撮りするサル”として話題になったこともあります。

先日、このクロザルに出逢うために、スラウェシ島北部のミナハサ半島の先端に位置するタンココ自然保護区を訪れてきました。P1100185
タンココ自然保護区は、巨大なサンゴ礁が広がり、多くのダイバーの憧れの地とされるブナケン島の拠点となるマナドという街から、車で2時間弱の距離に位置する87k㎡(東京の世田谷区と杉並区を合わせた面積より若干小さい程度)もの太古の森。この森には、クロザルをはじめ、“世界最小のサル”タルシウス、森林に棲む有袋類クスクスといった、とても珍しい動物が多数棲息し、かつ、スラウェシ島固有の動物は哺乳類79種、鳥類100種近くに及び、独自の生態系を構築しています。

本日より数日に亘り、この魅力溢れるタンココ自然保護区をはじめ、北スラウェシをご紹介させて頂きますが、栄えある第一回目はタルシウスに注目!P1090911
タルシウスは“世界最小のサル”ですが、どのくらい小さいかというと、ご自身の手を握ってもらった握りこぶし程度のサイズのサルを想像してみてください。そのくらいの大きさです!僅か10センチ程度の夜行性の動物です。スラウェシメガネザルとも呼ばれ、地球上の生態系で分類すると、ウォレス線の東側にしか生息していません。

ウォレス線は、アルフレッド・ウォレスが発見した生物分布境界線のひとつで、この境界線で、東洋区の生態系と、オーストラリア区の生態系が分かれます。インドネシアでいうと、カリマンタン島(ボルネオ島)とスラウェシ島がその境に当たり、隣の島にも関わらず、それらの生態系は大きく異なっています。

難しい話は一旦脇に置いておき、再びタルシウスに戻ります。小さくてかわいいタルシウスですが、実はもの凄い跳躍力を持つことでも知られています。自身の体長の約25倍、つまりは3メートル以上の距離を軽々ジャンプします。この力をおかげで森の天敵から身を守り、獲物を捕らえることで、過酷な環境を生き抜いています。P1090974
ちなみにタルシウスは夜行性ですが、昼間でも観察することができます。現地ガイドさんたちは保護区内にあるタルシウスが住処にしている木々を把握しており、昼間、その木の中を眺めると、発見!!しばらく眺めていると、安眠を邪魔されたかのように不機嫌そうな顔でこちらを向いてくれました。本当に愛らしく添い寝したくなるほど。

明日は、メインのクロザルとともにタンココ自然保護区でのウォーキングに関して、徒然なるまでに語らせて頂く予定です。(吉村)

インドネシアでクロザルで出逢うツアーはこちら!

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2015年3月 5日 (木)

【旅テレビ情報】日本テレビ+ルーブル美術館特別番組「世界!極限アーティストBEST20」

3月9日(月)21:00~22:54 日本テレビ+ルーブル美術館特別番組「世界!極限アーティストBEST20」が放送されます。
公式ホームページはこちら→http://www.ntv.co.jp/kyokugen-artist/
ルーブル美術館と言えば、フランス、パリにある世界最大級の美術館。あの「モナ・リザ」に会いに、訪れたことがあるかたも沢山いらっしゃるでしょう。

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今回の特別番組では、「ルーブル美術館の謎」に迫る企画と、「世界の極限アーティストのランキング企画」という2本立てで、世界最高峰の美術の殿堂「ルーブル美術館」と世界中の最先端アーティストの芸術の魅力に迫ります。
「ルーブル美術館」の謎の企画では、ルーブル美術館でのロケを敢行!レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたモナ・リザには、実は「複製ではないもう一つのモナ・リザ」が存在する!?また、悲劇の王妃マリー・アントワネットの真実を紐解きながら、彼女が何よりも大切にした「秘宝」に迫ります。
一方の「世界の極限アーティストのランキング企画」では20人の極限アーティストが作る驚愕の作品をランキング形式でお届け。「まるで写真な油絵」「氷の彫刻」「最新3Dアート」…など興味がそそられるタイトルが並びます。
一度はルーブル美術館を訪れたことがある方も、これから行きたい!という方も楽しんで見られそうな番組です。(川井)

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