2015年3月12日 (木)

クロザル視察レポート“モヒカン頭の百面相”(3)(インドネシア・北スラウェシ)

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一昨日、昨日とタンココ自然保護区をご紹介しましたが、最終回の本日はタンココ自然保護区以外の北スラウェシの魅力をご紹介します。

まず、タンココ自然保護区と並び北スラウェシ島の代表的な訪問地ブナケン島です。ダイビングをされる方の中にはご存じの方も多いのではないかと思いますが、世界屈指の広大な珊瑚礁が広がり、世界中のダイバーの憧れの地として知られています。見てください、この透明度!私が訪れた日も気温は30℃を越え、今すぐにでも飛び込みたい衝動に駆られましたが、そこは我慢。まずはボートにて島の沖合に向かいます。沖合にて水中観察用のグラスボトムボートに乗り換え、いよいよ海の世界へ。

このブナケン島周辺はブナケン海洋国立公園として国立公園に指定されており、この海で、1998年に何と古代魚シーラカンスが捕獲されました!それまで発見されていたシーラカンスとは別の種とされ“スラウェシ・シーラカンス”と命名されました。

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そんな神秘の海の中を覗きながら、シーラカンスを探してみるものの、やはり発見ならず...。それでも、広がるサンゴ礁の美しさは、ボートの中からでもしっかり満喫することができました。

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続いては、隠れた世界有数の建造物をご紹介。キリスト像です。北スラウェシの人々の多くは、キリスト教を信仰する方が多数を占めており、車窓からは熱帯のジャングルの中に突如現れる教会という、何ともミスマッチな印象から、何度となく不思議な感じになります。そのキリスト教の信仰の篤さが垣間見ることができるのが、マナド近郊に2007年に建てられたキリスト像。このキリスト像の何が有数かと言いますと、ブラジルで有名なコルコバードの丘にあるキリスト像に次いで、世界第2の大きさを誇るんです!その高さは約50メートル!新しいマナドのシンボルにもなっています。

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そして、ミナハサ高原。トモホンやトンダノといった街を中心とした高原地帯で、涼しい気候を利用した野菜や花の産地として知られています。また、この付近は火山や温泉が多く、車で移動している際にふと硫黄の匂いを嗅ぐことも。硫黄関係でひとつご紹介します。リノウ湖です。この湖は、湖の底から硫黄が噴出しており、水面には泡がプクプク。この硫黄の噴出量はその時々で様々で、硫黄の量によって色が違って見える神秘的な湖。ミナハサ高原には、他にも伝統家屋が見られるウォルラン村、段々畑が美しいルルカン村、特徴的な形をしたお墓ワルガが残るサワガン村など、見所満載。

今回、訪れたのはスラウェシ北部のごく一部。にも関わらず、そこには、そこでしか出逢うことが出来ない感動が多く待ち受けていました。まだまだ観光客が少ない地域ではあるものの、人々を惹きつける要素は尽きません。是非、この感動を現地にて体感してみてください。(吉村)

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