2015年3月11日 (水)

クロザル視察レポート“モヒカン頭の百面相”(2)(インドネシア・北スラウェシ)

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3日連続視察レポートの第二弾です。昨日はスラウェシ島やタンココ自然保護区に関してご紹介させて頂きましたが、本日はいよいよタンココ自然保護区での動物観察をご紹介します。

ケニア・タンザニアのサファリ同様、クロザルの観察はやはり朝~午前中がお勧めです。普段は朝が弱い私も、現地では早寝早起き。スラウェシ島は赤道直下に位置する為、日の出時間は通年を通じて朝6時前後。太陽とともに起き出して、朝食を済ませた後は、いざタンココ自然保護区への準備開始!

私が訪れたのは、毎日日中には30℃近くまで気温が上がりますが、如何せん森の中なので、半袖で過ごしたくても虫除け対策に、長袖長ズボンを着用していました。そして、足元はスニーカーでは少し心もとなく、やはり歩きやすいハイキングシューズやウォーキングシューズがお勧め!私も山系の添乗の際に履くハイキングシューズで、準備万端!

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そして、いよいよタンココ自然保護区のゲート到着!今にも木々の脇から動物たちが飛び出してきそうな雰囲気です。手続きをして、いざ散策開始!はじめは歩きやすい道から、次第に腰の高さまで伸びに伸びた草をかき分け、木の枝をくぐりながら、森の奥へ。僅か30分程歩いたところで、ついに発見!黒い固まり!クロザルの群れです。

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我々が観察できるクロザルの群れは、“ランボー1”、“ランボー2”、“ランボー3”の3グループで、それぞれのグループは約80~90もの個体で形成されます。最初に遭遇したのは“ランボー2”で、あちこちに散らばっているが故、周囲のどこを見渡してもクロザルが目に入ってくるほどの個体の多さにまず驚きです。

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数頭に狙いをつけ、すり足で近づいていくと、チラチラとこちらを気にするものの、急に逃げたりはしません。距離にして2メートルぐらいまで近づくことが出来、カメラを向けて、まずはパシャリ。クロザルたちは写真の音にも驚くことはなく、ただただお互いにノミ取りをしたり、マイペース。調子に乗って、更に近づいてみようとしたところ、やはり気付かれてしまい、逃げられてしまいました。
ウガンダやルワンダのマウンテンゴリラ観察は、観察時間が決められていますが、このクロザル観察は、何と無制限!思う存分、クロザルたちとの時間を楽しむことが出来ます。
クロザル観察をしながら感じたことは、彼らクロザルは本当に“百面相”!カメラを向けながら、こちらが様々な表情をすると、クロザルたちも様々な表情を返してくれます。彼らは顔の表情を使って仲間とのコミュニケーションを取るのですが、もしかしたら私も仲間だと思われたのでしょうか…。
クロザルの群れは、森の中を少しずつ移動していきます。我々もその後を付いていきながら、時間を過ごしました。時には、後ろから追いついてきた個体が、私のすぐ脇を平然と歩いていくこともあり、逆にこちらがドキッとさせられることも多々ありました。そんなこんなしているうちに、あっと言う間にお昼の時間。サルの群れに一旦別れを告げ、ゲートへと戻ります。

動物観察で、最も気になることは、やはり実際に発見出来るかどうか、ということに尽きると思いますが、その点はご安心下さい。現地ガイドさんによると、基本的には毎日の行動パターンは似ているため、これまで観察出来なかったことはないそう。各グループには、生態を観察している研究員の方もおられ、彼らの話でも、「100%出逢える」との太鼓判でした。

明日はタンココ自然保護区以外の場所へご案内します。(吉村)

北スラウェシを訪れるツアーはこちらから。

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