自然が作ったコース…ゴルフの聖地セント・アンドリュース
3連休は梅雨が明けて暑い日が続きましたが、皆様、楽しまれましたか?
私は海の日とは無縁で、観劇と全英オープンで終わってしましました。
というか、たまたまつけっぱなしにしていたテレビを消そうとしたら、なんだかすごい強風の中ゴルフをしているではありませんか。
しかも、なんか見たことあるぞ?このコース…とおもい改めて番組内容をみたら、「全英オープンゴルフ セント・アンドリュース LIVE」とあるではないですか!
セント・アンドリュース…そう、そういえばここ、ユーラシアのツアーで訪れた時、オールドコース内を歩きましたよ!
ゴルフの聖地と呼ばれ、特にオールドコースは設計者は「自然」といわれる、世界で最も古いゴルフ場。その歴史は14世紀までさかのぼれるんだとか。
草深いところもあれば、コース内に川と橋がある。そして、なんだかすごーく深いバンカーやら、よく見るとホテルまである。一見整備されていないかのようなオールドコース。
でも、だからこそ、プレイヤーの真の実力が試される場所ともいえます。
絶えず方向が変化する強風。目の読みにくいホール…。プレイヤーは緻密な計算とチャンスを待つ忍耐と、長時間プレーする集中力と体力が必要になります。
セント・アンドリュースは湾のそばのため、とにかく海風が冷たくて、しかも風向きがよく変わります。ので、スコットランドへ行かれる方は、夏でもウィンドブレーカーは必須です。
その中をゴルフしてホールを回るんですから、解説の方も大興奮でした。簡単なルールしか知らない私も、手に汗握る瞬間がたくさんありました。
外国のアマチュアの選手も、日本選手の頑張りもすごく(まぁ、1名以外は予選落ちで残念でしたが)ゴルフの楽しさに触れることが出来てよかったです。
実は、ゴルフ場の近くには14世紀、まさにゴルフがスコットランドで人気だったころに建造が始まり今や廃墟となったセント・アンドリュース大聖堂跡があります。そちらには「近代ゴルフの祖」と称されたトム・モリスのお墓があります。
次回の全英オープンがセント・アンドリュースで開催されるのは5年後。
それまでに、プレーをするのはなかなか困難ですが、その場に訪れて、あの寒さと湾からの強風を感じてみたら、きっとあらゆるプレイヤーから目が離せれなくなるでしょう。
今年の全英オープン 結果
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