2015年8月 6日 (木)

悠久の大地、エジプトに捧ぐ?

毎日の暑さに体が溶けてしまいそうです。

それでも8月は夏休みの月ですので、つい浮かれてしまい、私も土日に観劇なんぞへ行ってまいりました。

タイトルと、上記の文章で、どこへ行ったかピン!ときた方。

次回お会いした時に熱く語りましょう。

…というわけで、私が観劇に行った場所は「東京宝塚劇場」です。
演目はこちら↓

三井住友VISAカード シアター
グランド・ロマンス

『王家に捧ぐ歌』
-オペラ「アイーダ」より-
脚本・演出/木村 信司
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2015/aida/

そう、かの有名なイタリア・オペラの巨匠ともいえるジュゼッペ・ヴェルディの大作『アイーダ』が原作です。

内容は(たぶん)オペラのアイーダよりも分かりやすく、
最初からアイーダがエチオピアの王女であることが前面に出てきます。
そして、とにかく、ラダメスが素敵です。
素敵すぎます。
気が付いたらあっという間にフィナーレでした。

舞台の話をすると、止まらなくなりますので、自重するとして、
やっぱり、こういう舞台を見ていると、どうしても思い出すのがエジプトですね。

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舞台が古代エジプトということで、衣装も華やかでしたが、「エチオピアへ帰りたい」と嘆くアイーダ達エチオピア人は、エジプトの南、ヌビア(今のスーダン)をさらに南下場所で、古代から高い文明を誇っていました。

古代エジプトの壁画にも多くの戦争捕虜が描かれています。これだけの捕虜たちがエジプトへ繁栄をもたらしたのだ、とファラオを称えているのです。

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エジプトは「アラブの春」を経て、いろいろ有りますが、エジプト観光の大目玉と言えるルクソールは危険情報も落ち着き、ツアーでのご案内が可能となっております。

イスラム教国家だから心配との声もありますが、ユーラシア旅行社の団体旅行ではガイドさんの他にツーリストポリスと呼ばれる護衛さんもつきます。
何よりも、人々が古代エジプトの高い文明に対しての敬意と誇りを大切にしている国でもあります。

「アラブの春」の後に私が訪れた時にもガイドさんは、カイロでデモが盛り上がった時に、
興奮した人たちが国立考古学博物館へ立ち入らないように、ガイド仲間とスクラムを組んで、貴重な古代からの財産を守ったのだ、と誇らしげに話していました。

入社してから何度となく添乗で訪れたエジプトですが、いつ訪れても偉大なるファラオの残した遺産は変わらぬ表情で私たちを迎え入れてくれます。

これも、現地の人達ががんばって管理してくれているからなのでしょう。

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というわけで、夏ですが、アツーイ観劇を楽しんできました!

ナイル河クルーズとエジプト・ハイライト 8日間


まぁ様、素敵でしたよ…。

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