2016年1月 7日 (木)

CNNが発表!「2016年 注目の旅行先」(インド・ランタンボール国立公園)

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時候の割に暖かい日が続く今日この頃ですが、週末は日本海側を中心に天気が崩れやすいようですね。たまにはゆっくりと室内で過ごしながら、向こう1年のご旅行計画を練る方もいらっしゃるでしょうか?

ご検討の参考にご紹介したいのが、先日CNNより発表された
2016年 注目の旅行先ベスト16」(リンク先は英語表記)。
近年人気の高まっているイランや台湾のランクインに加え、
気になったのはインド・ランタンボール国立公園。
世界でも珍しく“野生のトラ”が生息する動物保護区です。

絶滅危惧種にも指定されているトラは、現在では総数4000頭前後にまで減少しています。
インドに生息するベンガルトラの場合、19世紀後半~20世紀のイギリスの植民地時代、入植者や富裕層によるトラ狩りが盛んに行なわれていました。トロフィー(頭部を剥製にした壁飾り)を競うスポーツ感覚のものから、毛皮や骨を求める狩猟まで、多くのトラが乱獲の犠牲になったといいます。

ランタンボール国立公園もかつての狩猟区でしたが、インド独立後にトラの生息地として保護され始め、徹底した管理が続けられています。敷地は1334平方kmにも及び、森そのものの美しさも魅力の一つです。世界遺産にも登録されている「ランタンボール城塞」が点在し、その遺跡群をのみこむようにバニヤン(ベンガルボダイジュ)の木の根が絡まり合う様は、まさに生きる森。ベンガルトラにとっても、身を隠す絶好の場所でしょう。
公開は冬季の10~6月限定。ジープでのドライブサファリを体験できるため、運が良ければ、希少なベンガルトラに出会えるかも…

ところで、ランタンボールには50頭以上のトラが暮らしていますが、職員さんによると、その全てに愛称がつけられているそう。とても大切にされていることが伝わってきますよね。(影山)


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