2016年2月25日 (木)

地中海の島、マルタのお土産(2)~ゴゾ島のボビンレース~

ゴゾ島のボビンレース

 マルタ共和国は5つの島からなり、首都ヴァレッタがある最も大きいマルタ島に次いで、多くの観光客が訪れるのがゴゾ島です。ゴゾ島は、マルタ島からフェリーで約30分、面積約67km²の島で、ギリシャの長編叙事詩オディッセイアで、英雄オディッセウス(ユリシーズ)がトロイ戦争から帰還する際に船が難破し、辿り着いた島と伝えられています。島には、世界遺産に指定されている巨石神殿「ジュガンディーヤ」や絶景の景勝地アズレ・ウィンドウがあります。
 16世紀、ゴゾ島はオスマン・トルコの攻撃を受け、多くの住民が犠牲となりました。マルタ島にいたヨハネ騎士団は、再びそのような攻撃があった時に備え、ゴゾ島に堅牢な城塞を築きました。今でも、ゴゾ島の中心地、かつてラバトと呼ばれたヴィクトリアの町に残る大城塞(チタデル)で当時の城塞を見ることができます。

ゴゾ島にて

 そんなゴゾ島の伝統工芸品がボビンレース。16世紀頃からヴェネチアやジェノバからもたらされたと言われ、女性たちにより受け継がれてきました。お土産屋さんには、コースターからテーブルクロスまで様々なレースが並んでいます。チタデルの観光後、ヴィクトリアの路地を散策していると、ボビンレースを編んでいるお婆さんに出会いました。「写真を撮ってもいいですか?」と声をかけると、優しく微笑んだ後、特にポーズをとるようなことはせず、自然な形で続けて下さいました。このような風景に出会えるのも、街歩きの楽しみですね。(太田)

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