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2016年4月

2016年4月21日 (木)

フランス南西部、現地レポート(最終回)~ミヨー橋・カルカソンヌ編

3月末からの1週間のフランス旅行の様子をお届けしています。
(ツアー添乗ではありませんので、訪問箇所は弊社ツアーとは異なるところがあります)

雲海に浮かぶ橋を颯爽と走る車のCMで日本でも有名になった「ミヨー橋」。
タルン川渓谷に建設され、2004年に開通した世界で一番高い橋です。
地面から道路までの高さは最高270m、地面から塔の上までは最高343mと、エッフェル塔を凌ぎます。
景観を壊さないようにデザインされたミヨー橋、やはりかっこよかったです!
霧深い早朝には雲海に浮かぶように見えることもあるとのこと。
今日は快晴、ドライブ日和です。

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こうやってみると橋の高さがよくわかります。橋の下にはミヨーの村が広がっていました。
ミヨー橋パーキングエリアには、ちょっとしたカフェと展望スポットがあり、上の写真は展望スポットから撮影したものです。

坂道をのぼっていくとミヨー橋と同じ高さにまで上がることができます。

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主要な観光地から離れた場所にあるため、なかなかここまで来る人はいないかと思ったのですが、隠れスポットとして人気のようです。
(弊社ツアーでは、「南西フランス物語 15日間」で訪問します。)

その後は、「ヨーロッパ最大の城塞都市」カルカソンヌへ。
紀元前にローマ人がつくった城壁(内壁)をもとに、その後の歴史とともに巨大な城塞都市へと変化していきました。
13世紀にはピレネー山脈を越えてくるスペインから守るため、城跡が二重に強化されました。

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その城壁の間を歩くことができます。
そしてオード門から城壁内に入ると、さすがカルカソンヌ、多くの観光客でにぎわっていました。

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レストランやカフェ、お店が多数あり、ぶらぶら歩いたりお茶をするのも楽しそうです。
お昼はせっかくなので、ミシュラン一つ星獲得のレストラン(ホテル・デ・ラ・シテ)に行ってみました。

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雰囲気抜群です。

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前菜からデザートまでどれも美味。メインはタラをチョイス。

やはりカルカソンヌは全景をみなくては。

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ポン・ヌフ(新橋)からの撮影がお勧めです。
ポン・ビュー(旧橋)がかかったカルカソンヌの城塞全体を見渡すことができます。
夜のライトアップも是非見たいですね。

こんなに美しくておいしいフランスは、実際に行ってみると、やはり人々を魅了し続ける理由がよくわかります。
フランスの人たちは皆とても親切で、こちらも温かい気持ちになれました。
東京に戻るとすぐに、「またフランスに行きたい。」そう思わせる国でした。(河合)

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2016年4月20日 (水)

フランス南西部、現地レポート(3)~ロカマドゥール編

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絶壁に張り付くようにできた村ロカマドゥール。

朝、ホテルから一歩外にでるとひんやりとした空気に澄み切った青空。今日も良いお天気になりそうです。鳥のさえずりがあちこちから聞こえました。

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奥に見えるのが岩山の頂上にある城塞です。

ロカマドゥールは8世紀頃のキリスト教徒アマドールの遺骸が腐敗せずに12世紀に発見されたことから、絶壁の中腹にある聖域はキリスト教の重要な巡礼地となりました。

村のメインストリート・クロヌリー通りは「イチジク門」から始まります。
クロヌリー通りから200段以上ある大階段を昇っていくとノートルダム礼拝堂などがある聖域ですが、階段がきつい場合はエレベーターでも上がれます。
また、一気に頂上の城塞までバスであがって、そこからキリストのゴルゴダまでの道のりを表した九十九折の坂道を下ったり、エレベーターで降りて、聖域までいくこともできます。

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ノートルダム礼拝堂には奇跡を起こすという黒い聖母が祀られています。
小さいのですがなんとも言えない慈悲深さを感じます。
天井には小さな鐘が吊ってあり、黒い聖母の奇跡が起こるたびにこの鐘がなったということ。
熱心に祈る信者の姿が印象的でした。

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隣の聖ソブール教会では、窓から注ぐ柔らかな光や、ステンドグラスの模様が投影された床がきらきらと光り、神秘的にな雰囲気に包まれていました。

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見学のあとは、ロカマドゥールぶらぶら散策。
この地域の名産フォアグラをお土産にいかがでしょうか。
缶詰で売られています。
フォアグラも色々種類があり、Oieはガチョウ、Canardはカモやアヒルのフォアグラ。
ガチョウのほうが味、風味ともよく、アヒルより高価です。
Le foie gras entire は肝臓丸ごと一つ使っており、
Le bloc de foie gras はフォアグラアンティエとして売れない肝臓や切れ端を寄せ集めて煮溶かし再製したものです。
Le foie gras truffe は本物のトリュフが3%以上入ったもので非常に高価!
ご予算に合わせて選べます。

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フォアグラにつけていただくとおいしいオニオンジャムやイチジクジャム(コンフィチュール)もいろんな種類がありますので、合わせてお勧めです。

南西フランスは、フランスの中でも美食地帯。食べ過ぎ注意です。

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夕食の前菜・フォアグラです。

高台から町を見下ろすネコさん。
ネコも栄養十分なのか、ふさふさです。

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4月上旬は観光シーズンが始まる前ということもあり、人出はあまり多くなく、静かでのんびりとした、ロカマドゥールの本来の姿を見ることができました。

次が最終回。カルカソンヌです。(河合)

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2016年4月19日 (火)

フランス南西部、現地レポート(2)~モワサック、ロゼルト、カオール編

昨日に引き続き、3月末から1週間のフランス旅行の様子をお届けします。
(ツアー添乗ではありませんので、訪問箇所は弊社ツアーとは異なるところがあります)

トゥールーズから北西へ73㎞、1時間ちょっとで、サンチャゴ巡礼路の重要な拠点の一つ、モワサックに到着です。
バスを降りると山の匂い。
サンピエール修道院は、緑濃い場所にひっそりをありました。

もとは7世紀、ベネディクト派のもとで設立、11世紀に再建されました。
ロマネスク様式が基盤となっていますが、百年戦争で上部が破壊され、15世紀にゴシック様式で修復されました。
そのため、下部はロマネスク、上部がゴシック様式と、建築様式の変化が見られます。

世界遺産にも登録された修道院の正面玄関は、最後の審判の様子を彫刻で表したタンパンが見事です。

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12世紀の建造当時のままに保存されている回廊には、76本のうち46本の柱頭に聖書の場面が彫刻されています。

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それ以外の柱頭にも、イスラム世界からの植物文様など繊細な模様が施され、一つとして同じものはありません。
一つ一つ、じっくり見ても飽きることがありません。

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町の中央広場では、マルシェが開かれていて地元の人でにぎわっていました。
ちょっと苦みのあるチコリや、葉までおいしそうなニンジンを始め、新鮮な野菜や果物が売られていて、こんなところで買い出しができたら楽しそうです。

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真っ赤なイチゴも一つ分けて頂きましたが、芯まで赤くてとってもおいしい!
ただ、フランス人はあまり野菜を食べないということで、フランスの旅でも野菜は不足しがち。マルシェにはこんなに豊富なのに、ちょっと不思議です。

その後、フランス各地にあり、ミディピレネーだけで31を数える「フランスで最も美しい村」(登録要件によって、随時追加・削除で数の変動があります)の一つ、ロゼルトへ。
こじんまりとした小さな村です。

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切り取った一瞬一瞬が絵になります。
ここは丘の上にできた村ですので眺めも良く、この時期はあちこちで菜の花畑が見られました。

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バスはさらに北へ60㎞、カオールの町に到着。
カオールのシンボル、ロット川に架かる14世紀の「ヴァラントレ橋」へ。

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橋の建築家は、工期を早めるために悪魔と契約を結んだと言い伝えが残されています。


橋の塔は悪魔がしがみついています。

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お天気もよく、気温は17℃くらいまであがりました。
こんな気持ち良い日にベンチに腰掛けて川を眺めながら語らう老夫婦、幸せな風景です。

日本で報道される今日のフランスのイメージは、ここにはありません。


いよいよロカマドゥール向かいます。(河合)

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2016年4月18日 (月)

フランス南西部、現地レポート(1)~トゥールーズ編

3月末より、約1週間、フランス南西部・ミディピレネー地方に行ってまいりました。

昨今の情勢でフランスの旅に二の足を踏んでいらっしゃる方に、
最新のフランスをお届けできればと思います。
(ツアー添乗ではありませんので、訪問箇所は弊社ツアーとは異なるところがあります)

旅は、パリのシャルル・ド・ゴール空港を乗り継いで、ミディピレネー地方の中心都市トゥールーズから。
ほぼ満席のエールフランス航空で出発です。
シャルル・ド・ゴール空港で一旦入国手続きとなりますが、非常にスムーズでした。
目的地のトゥールーズといえば、フランスが誇るエアバスの本拠地であり、フランス第四の大都会です。

朝はまずマルシェ(市場)へ!
ヴィクトル・ユーゴー市場には新鮮な魚やお肉(鶏の頭はもちろんついたまま!)、野菜はどれも大きくて立派です。
一足早く旬を迎えたホワイトアスパラも出回っていました。

各地のチーズが売られていますが、この地域ですと、ブルーチーズのロックフォールや、山羊乳のロカマドゥールチーズが有名です。

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どれもおいしそう。ワインが楽しみになります。

トゥールーズはあいにくの雨で、この日は肌寒い一日となりました。
やはり日本と同じ、晴れと雨、寒暖を繰り返してまさに春になっていく瞬間でした。
町は赤いレンガの建造物が多く、「LA VILLE ROSE」=「薔薇色(ピンク色)の都市」といわる美しい町並みです。

修道院内につくられ、多数の柱頭の彫刻が見事なオギュスタン美術館では、校外学習の子供たちが、先生の話を真剣に聞き入っていました。

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続いて、ヨーロッパ最大のロマネスク教会サン・セルナン寺院は、サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の重要な教会の一つ。
聖ヤコブにご挨拶。

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夜になると雨は殆ど止み…日没は20:30頃。
トゥールーズを流れるガロンヌ川に架かるサン・ピエール橋の夜景です。

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ドーム屋根の建物は、ラ・グラーヴ病院に付属するサンジョゼフ礼拝堂。
トゥールーズは中世、サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼路の滞在地であったことから施療院が多く造られ、この病院もその一つでした。

最後に、トゥールーズのお土産にスミレは如何でしょうか?

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トゥールーズ近郊の農家ではスミレ栽培が盛んだそうです。
スミレキャンディや砂糖漬け…お味は??ですが話題作りには良いかもしれません。

次はサンチャゴ巡礼路の村二日目。モワサックやカオールへ。
(河合)

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2016年4月15日 (金)

ヨーロッパの穴場、スロヴァキア特集を公開しました

スロヴァキアツアー, スロヴァキア旅行
 中央ヨーロッパの小国スロヴァキア。名前の似ているスロヴェニアと混同されたり、、、かつての連邦相手チェコに美味しいところを持っていかれたり、、、これといってイメージがないかもしれません。しかし、北海道の5分の3程の大きさの国土には、実に多様な魅力が溢れているのです。
 1541年、隣国ハンガリー王国の首都ブダがオスマントルコに陥落され、王位はハプスブルク家へ。首都機能はブラチスラバへ移されました。1563年から1830年までの間、18人のハンガリー王の戴冠式がここブラチスラバで行われました。270年に亘ってハプスブルク家の王が治めた街を歩けば、王都としての風格を感じます。かのマリア・テレジアもその一人です。現在でも毎年一人の王を取り上げて、6月の後半に、ブラチスラバの目抜き通りミハイル通りでパレードが行われます。2016年の(女)王はマリア・テレジアです。また、街を見下ろす丘の上にはマリア・テレジアが愛したブラチスラバ城が鎮座しています。
 ブラチスラバを離れると、ボヘミア街道、琥珀街道の中継地点であった中世の美都が点在しています。こぢんまりとした街は地図を片手に散策するのにちょうどいい大きさです。また、石畳の旧市街とは対照的な素朴な村も訪れます。木造家屋へのハンドペインティングがかわいらしいチチマニー村や、世界遺産にも登録されているフロンセクの木造教会など、ほっこりするひと時を過ごせます。
 そして、東部までバスを走らせると、国境を越えハンガリーのアグテレク鍾乳洞まで続く広大な鍾乳洞や、2000m級の山並みがポーランドと二か国に跨るタトラ山脈など、魅力溢れる大自然が待っています。
 ヨーロッパの真ん中にあり周囲から様々な文化的影響を受けながら、一方で手つかずの自然が残っている、、、ヨーロッパの穴場ともいえるスロヴァキアの魅力を、特集ページにて是非ご覧下さい。

スロヴァキアツアーの決定版

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2016年4月 8日 (金)

緊急発表!アンコールワット西参道修復工事起工式特別参加 アンコール遺跡とプレア・ヴィヒアの旅6日間!!

アンコール・トム(バイヨン寺院)


“カンボジア人による、カンボジア人のための、カンボジアの遺跡保存修復を重視した活動”を続けている上智大学アンコール・ワット遺跡国際調査団。
アンコールワットの西参道修復工事は、数々の困難の末2007年に第一工区が完成致しましたが、この度残る部分の修復工事が、外務省のODAとして採択されその起工式が行われる事になりました。
 
ユーラシア旅行社は上智大学元学長・石澤良昭氏同行ツアーや寄付を通じ、この修復にご協力させて頂き、数多くのお客様にアンコール・ワットの素晴らしさと現状を知って頂きたく共に歩んで参りましたが、この度、この起工式に特別参加をするツアーを発表させて頂きます。
起工式はカンボジア王国第一副首相のソク・アン閣下がご臨席、日本からは駐カンボジア王国特命全権大使隈丸優次閣下がご臨席くださいます。
また、式場では大型クレーン車など日本政府贈呈のODA修復機材が並べられ、カンボジアの伝統的な仏教儀礼がご覧頂けます。
起工式特別参加後は、石澤良昭氏同解説で天空の寺院「プレア・ヴィヒア」を含め、壮大なアンコール遺跡群の素晴らしさをじっくり味わって頂けます。
 
急遽設定されたため、申込期限は4月14日(木)となりますが、アンコール・ワットの歴史の証人となり新たな歴史の1ページを共有するツアーとなることでしょう。
一度訪れたことがある方も、アンコール・ワットの権威・石澤良昭氏の同行解説を聞けば、専門家ならではの詳しい解説とそのわかりやすさ・奥深さに驚く事でしょう。
限定緊急募集なのでなるべくお早めのご連絡お待ちしております。

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