2016年9月13日 (火)

フジタ×ルソー×アジェ パリの境界線と現代

9月10日より始まった「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリー境界線への視線ー」展。
箱根のポーラ美術館で、所蔵作品を中心とした企画展です。

ポーラ美術館「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリー境界線への視線ー」展

単身パリへ絵の留学に飛んだフジタ(藤田嗣治)が
ピカソを通じ故アンリ・ルソーの作品に触れ、衝撃をうけたというのは有名な話。
そして彼らが生きた時代のパリをフィルムに焼き移したアジェ…。
19世紀から20世紀へと移ろう時代の境界で、
大都市パリの辺境を見つめた3人の作品が交錯するように紹介されています。
晩年フジタがフランスに帰化した後に描いた「プティ・メティエ(小さな職人たち)」が
軽やかに境界の上を行き来します。
税関史であったルソー、画家である前に職人であろうとした異邦人フジタ、
写真を芸術と記録のいずれとして評価すべきなのか問いかけるアジェ
彼らもまた境界の存在で、この共演もまた、この展覧会の見所です。

ポーラ美術館「ルソー、フジタ、写真家アジェのパリー境界線への視線ー」展

ルソー、フジタの作品の収蔵数では日本でも指折りのポーラ美術館。
時代の転換期を切り取った3人の共演を楽しみ
その舞台となったパリの奥深い魅力にも気付かされ、
アジェの切り取ったパリの風景を現代に探そうと
作品の解説に記された撮影地の通り名と番地を思わずメモに取りました。
(山岸)
2016年はレオナール・フジタ生誕130年。
都市パリの郊外に暮らした晩年のフジタのアトリエや、終焉の地ランスを訪ねる
>限定ツアー「レオナール・フジタの道」の詳細はこちらから
※特別展は写真撮影禁止です(特別に許可を得て撮影・掲載しております)

ポーラ美術館

★ポーラ美術館は、常設展のうち著作権上問題のない収蔵品は撮影可能となりました。
★現在、化粧道具コーナーでは「シルクロードのよそおい―トルクメンの装身具を中心に」も開催中です

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