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2017年2月

2017年2月23日 (木)

極東ロシア視察団旅日記(7)ウオッカ編その2

ハバロフスクのスーパーにて
11月1日から5日まで日本旅行業協会会長、国土交通省、観光庁、旅行業界の皆様方と「極東ロシア視察団」へ参加しました。

今日は「ウォッカ」のお話の続き。本来シベリア鉄道のお話の予定だったのですが急遽脱線。いきなりウオッカの話になり、そして、それが続いています。
極東ロシア視察団旅日記(6)ウオッカ編

そこで、「モスコーミュール、ソルティードッグ、スクリュードライバーやブラッディメアリーはストリチナヤで作るのがクラシックなレシピです。」と表記したところ、「スミノフ」はどうなるのか、「モスコーミュールはスミノフで作るのが正しいのでは」とお問い合わせを頂戴しました。
ご存じの通り、この世界的なウォッカ「スミノフ」はアメリカのブランドです。ラムの「バカルディ」と並び、世界で最も売れている蒸留酒(スピリッツ)です。

1870年モスクワにてピョートル・アルセニエヴィチ・スミルノフがウォッカの木炭濾過法を発明しました。今日、ウォッカと呼ばれるものです。1886年には、ロシア皇室御用達となりました。アレクサンドル3世の時です。アレクサンドル3世はシベリア鉄道の着工をした皇帝ですね。

1917年のロシア革命二代目のウラジミール・ペトロヴィチ・スミルノフはパリへ亡命。パリは当時ロシア亡命貴族の中心地です。(現在でもロシア貴族協会の本部はパリにあります。)スミルノフはパリで販売を開始しました。ちなみに蒸留所はイスタンブール、後にウクライナのリヴィウに移動、後にパリへ。この時の販売ブランドがSmirnoff=スミノフとなり、これが世界ブランドへとなります。

1933年ニューヨーク在住の亡命ロシア人ルドルフ・クネット(Rudolph Kunett)がパリのスミルノフの元を訪れます。クネットは実はモスクワ時代にスミルノフへ原材料を卸していた穀物商でした。クネットは新大陸でのスミノフの製造権と販売権を得ます。クネットはの販売はあまり好調とは言えず、1939年にワイルドターキーの製造元ヒューブラインに経営権が移ります。

長くなったので今日はここまでです。

棚に並ぶスミノフ(ロシアではありません)

シベリアのツアーの魅力はこちらから

前回のお話はこちら↓
極東ロシア視察団旅日記(1)「はちみつとキムチ」はちみつ編
極東ロシア視察団旅日記(2)「はちみつとキムチ」キムチ編
極東ロシア視察団旅日記(3)「武士道」
極東ロシア視察団旅日記(4)「アムール川」
極東ロシア視察団旅日記(5)鉄道編「食堂車」
極東ロシア視察団旅日記(6)ウオッカ編その1

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2017年2月21日 (火)

極東ロシア視察団旅日記(6)ウオッカ編その1

お店に並ぶウォッカ
11月1日から5日まで日本旅行業協会会長、国土交通省、観光庁、旅行業界の皆様方と「極東ロシア視察団」へ参加しました。

今日は本来お待ちかねシベリア鉄道のお話の予定だったのですが急遽変更。ロシアと言えば「ウォッカ」です。(単にお客様からロシアのウォッカについての問い合わせがあったので気分はウォッカです。)
ウォッカといえばスミノフが日本では有名ですね。スミノフの薀蓄は多々ありこれまた話は尽きないのですがこれまた次回に。

よく、「どのウォッカが美味しいのかしら?」「どれがいいかなあ?」と訊かれます。
最近は色々なブランドが出てきました。実際人気なのはスタンダード(Russian Standard)=Русский Стандарт(ルースキースタンダルド)、ベルーガ(Beluga)などが高級ウォッカとしてロシア人には人気です。
が、敢えてここは、ストリチナヤ、ストロワヤ、モスコフスカヤの3種類を選びましょう。ストリチナヤStolichnayaはСтоличная「首都」という意味です。ストロワヤStolovayaはСтоловая「食卓」という意味です。3種類の中でこれだけが50度です(他は40度)。モスコフスカヤMoskovskayaはМосковская「モスクワの」という意味ですね。3種類とも全ソ食料品輸出入公団Soyuzplodoimport=Союзплодоимпортソユーズプロドインポルト(サユーズプロドインポルト)が輸入していました。そう、ソ連時代に外貨ショップ“ベリョースカ”「白樺」に並んでいましたね。「白樺」は日本にも銀座と新橋にありましたね。
ストリチナヤStolichnayaは例のスミノフと並んで世界中のバーテンに愛されました。モスコーミュール、ソルティードッグ、スクリュードライバーやブラッディメアリーはストリチナヤで作るのがクラシックなレシピです。

お店に並ぶウォッカ、ストリチナヤとモスコフスカヤ

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前回のお話はこちら↓
極東ロシア視察団旅日記(1)「はちみつとキムチ」はちみつ編
極東ロシア視察団旅日記(2)「はちみつとキムチ」キムチ編
極東ロシア視察団旅日記(3)「武士道」
極東ロシア視察団旅日記(4)「アムール川」
極東ロシア視察団旅日記(5)鉄道編「食堂車」

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2017年2月17日 (金)

極東ロシア視察団旅日記(5)鉄道編「食堂車」

シベリア鉄道の食堂車
11月1日から5日まで日本旅行業協会会長、国土交通省、観光庁、旅行業界の皆様方と「極東ロシア視察団」へ参加しました。
今日はお待ちかねシベリア鉄道のお話。憧れのシベリア鉄道。思いはいっぱい、薀蓄はい色々、話は尽きないシベリア鉄道です。

さて、上の写真はキャバ〇ラではありません(笑)。な、なんとシベリア鉄道の食堂車です。
ロシアに行かれたことのある方は「なるほど」と思いますね。ちょっと下品な豪華さが今流行です。
実はこれは夜なのでこんな色なのですが、昼はもっと上品になります。昔はクラシックな感じでしたが、今や、モダンな感じになりました。
メニューも随分モダナイズされましたよ。
あと、営業時間。これは「オケアン号」のものですが、深夜2時まで営業。眠れぬ夜なんか、ちょっと来て休憩ですね。
シベリア鉄道の長距離優等列車には食堂車が連結されています。実は世界中、観光客用の特別な列車を除いて、食堂車が連結されている列車は少数派になりました。この食堂車での食事もシベリア鉄道の醍醐味です。

シベリア鉄道の食堂車のメニュー

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前回のお話はこちら↓
極東ロシア視察団旅日記(1)「はちみつとキムチ」はちみつ編
極東ロシア視察団旅日記(2)「はちみつとキムチ」キムチ編
極東ロシア視察団旅日記(3)「武士道」
極東ロシア視察団旅日記(4)「アムール川」

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