【おすすめ本】『絶景とファンタジーの島 アイルランドへ』
発売を記念して山下さんを招いてのトークイベントを開催します!
■現地在住ガイドが語る、アイルランドの愉しみ方
・日時 2017年6月3日(土)17:15~18:45
・会場 八重洲ブックセンター(JR東京駅 八重洲南口)
ご予約はこちら
ユーラシア旅行社で行くアイルランドツアーはこちら
アイルランド特集はこちら
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「絶景」ブームの火付け役の一つ、ウクライナのクレヴァニの「愛のトンネル」。
おかげ様で今年は例年以上に好評で、4月から毎月の催行。私も先日空港でお見送りしたツアーは18名様のお客様にご参加頂きました。誠にありがとうございます。
このクレヴァニ、実はもともとは観光地でも何でもありません。この、「愛のトンネル」は引き込み線のトンネルです。一日数本の貨物の入れ替えが行われる引き込み線なので、木を切ったりせずに伸びるがままにした結果、木がトンネル状になったのが「愛のトンネル」です。実はクレヴァニは軍事基地や飛行機の基地があり、そちらへの引き込み線らしいのですが、それは秘密です(笑)。
ウクライナでも「愛のトンネル」と呼ばれ、最近はご利益にあやかろうと人が集まるようになってきました。線路に立ち入るなんて危険なようですが、一日数本のディーゼル機関車はノロノロと、揚句の果てに一緒に記念撮影を取り始める始末。後ろを見ると、貨車はつないでおらず、どうやら暇な機関士がサービスで走らせているようです。
ウクライナは「美」の国です。美しい正教の教会はキエフ・ルーシのもの。ロシアの源流はウクライナなのです。そう言えば、ボルシチもロシアではなくウクライナが発祥の地だとウクライナ人は言ってました。シーズンにはキエフ・オペラでは何度も日本公演もした、キエフ・バレエを見ることができます。(先日の見送ったツアーは十八番『白鳥の湖』。)
いまだのどかで、それでいて美しいウクライナ。食べ物もおいしく、人々は日本人にはとてても親切です。
ブルガリアは世界最大のローズオイル生産地で世界生産量の7割を占めるそうです。
ローズオイルは香料の原料、世界の名だたる香水、化粧品にはこのブルガリアのローズオイルが使用されています。
バラ畑はブルガリアのほぼ中央、カザンラク市周辺にあり、この地域は「バラの谷」と呼ばれています。
このカザンラクに、日本のJICAが「カザンラク地域振興計画プロジェクト」を実施しました。プロジェクトの中に観光促進があり、新しいバラ祭りの構想が練られました。もともとバラ祭りは収穫祭ということもあり、観光客を想定していませんでしたが、この新しいバラ祭りは、より、訪れる人に楽しんでもらおうとする試みが織り込まれていました。
下の写真は2008年、初めてのプライベートバラ祭りの写真です。村人が出迎え、一緒に花摘みをしたり、伝統的な踊りを披露したり。土日にあたるこの日の為に、近郊のベリコタルノボや首都ソフィア、遥か海外から故郷の村に戻って来る村人もいたとのこと。
2008年から始まったプライベートバラ祭り、以降、1年も欠かすことなく、5月には毎年、プライベートバラ祭りのツアーを催行しています。(お客様のおかげです)
今年で10年目となった、このプライベートバラ祭り。
今年もカザンラク近郊のバラの谷の村人は日本からのお客様を心待ちにしています。(上の写真は一昨年のプライベートバラ祭りです)
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