« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »

2017年7月

2017年7月28日 (金)

オーロラ特集を公開しました

フェアバンクスにて弊社添乗員撮影

一生に一度は見てみたいと憧れる方が多いオーロラ。
とはいえ、「いつ・どこで見るのがよいの?」「寒さはどのくらい?」「毎日徹夜…??」等疑問も多いことと思います。
そんな皆様の疑問にお答えしつつ、2大オーロラ観測スポットである、北欧と北米のオーロラの鑑賞方法とそれぞれの見所をまとめたページを公開しました!

アイスランドのイオンホテル

近年絶景で話題になったガラス・イグルーやイオン・ホテルなどのホテルで「寝ながら」オーロラ鑑賞ができるフィンランドや、冬の間しか訪れることができない絶景、氷の洞窟(スーパーブルー、氷河越しに見る陽光の幻想的な青さが人気です)等この時期だけの観光を楽しめるアイスランドへのツアー、比較的宵の口でもオーロラが出現する可能性があり、お体への負担が少ないのもポイントです。
晴天率が高く、また周囲に町やホテルなどの明かりもほとんどなく、毎年高いオーロラ観測率を誇るカナダやアラスカでは、マイナス30度の寒さの中でも快適に活動できるよう、本格的な防寒具の無料貸し出しもございます。
それぞれのエリアのさらに詳しい紹介や見所は特集ページをご覧ください。

| | コメント (0)

2017年7月14日 (金)

【おすすめ映画情報】歓びのトスカーナ(イタリア)

中世の面影を残す町々が佇み、なだらかな丘陵地帯に糸杉が立ち並ぶ絵のように美しいトスカーナ地方はイタリアの中でも人気の地域。そんなトスカーナ地方を舞台にした映画『歓びのトスカーナ』が7月8日からスネスイッチ銀座にて公開されています。

トスカーナの風景

人生は悲しくて、でも愛おしい。

イタリア・アカデミー賞5部門受賞!最高の友情で結ばれていく女性たちによる人生賛歌!
おしゃべりで虚言癖のあるベアトリーチェと過去の出来事から自分を傷つけてばかりのドナテッラ。ひょんなことからトスカーナの診療施設を抜け出した二人は、一緒に旅を続けるなかで徐々に絆を深めていく。やがてドナテッラの脳裏にある痛切な記憶が甦り…。

歓びのトスカーナ

『人間の値打ち』で絶賛を博したイタリアの名匠パオロ・ヴィルズィ監督が、再びヴァレリア・ブルー二・テデスキとタッグを組んだ本作。まばゆい陽光が降り注ぐトスカーナ地方の美しい自然と街並みをバックに、自由を追い求めるヒロインたちから溢れ出る人生の切なさや愛おしさをいきいきと描出。生きることの喜びも悲しみも、そして痛みもまっすぐに見すえつつ、ユーモアやサプライズを随所に織り交ぜたバイタリティあふれる語り口が冴え渡ります。
イタリアのアカデミー賞として名高いダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞にて見事、作品賞、監督賞、主演女優賞など5部門で受賞を成し遂げた、珠玉の人生賛歌をご堪能ください。

| | コメント (0)

日タイ修好130年記念「タイ~仏の国の輝き~」

小暑を過ぎ、いよいよ夏本番といったところ。屋外で過ごすのは少々つらい時期となって参りましたが、屋内で楽しめる展覧会へのお出かけはいかがでしょうか?

2017年7月4日(火)~8月27日(日)、東京国立博物館にて、特別展「タイ ~仏の国の輝き~」が行われています。国民の約95%を仏教徒が占める仏教大国・タイから、仏教伝来以降、スコータイ王朝、アユタヤ王朝はもちろん近代にいたるまでの仏教美術の数々が来日!

注目は「ナーガ上の仏陀坐像」。ナーガとは、コブラのような姿で描かれるヒンドゥー教由来の龍神です。龍は水と関わりが深いため、アジアに限らず農耕社会や水辺ではよく意匠にされますが、当作品のようにとぐろを巻いて仏陀の台座となる姿は仏話に基づいています。
仏陀が菩提樹の元で悟りを得た際、解脱の喜びをかみしめ瞑想を続けていたところ、7日間に渡る大嵐に襲われてしまいました。その時、樹下に住むナーガの王・ムチャリンダは、7重にまいたとぐろで仏陀を包み込み、また扇状の鎌首で雨を防ぎ、仏陀を守り抜いたのです。
正面から見た仏陀のお姿が素敵なことは言うまでもありませんが、せっかくですので横からもじっくりご覧ください。仏陀を包み込むナーガの、大きく広がる首元からとぐろを巻いた尾へとつながる曲線もまた美しく、細部まで作りこまれていることが感じられるでしょう。

その他の作品も逸品ぞろい。古くより民俗や文明の行き交っていたタイの美術様式は多種に渡り、その変遷からタイの歴史を垣間見ることもできますよ!

最後に少しだけ、タイの仏像にご興味頂けた方へ、どうしてもタイ現地でしか見られない趣深い仏像をご紹介。

「ワット・プラ・マハタート」にて

▲アユタヤ遺跡の寺院の一つ「ワット・プラ・マハタート」は、ビルマ軍侵攻の際に破壊されてしまった地。長い年月をかけて木の根に取り込まれた仏の頭にお目にかかれます。

「ワット・ポー」の涅槃仏

▲バンコクにある寺院「ワット・ポー」には全長約46メートルの巨大な涅槃仏が横たわっています。足の小指だけでも人の頭より大きく、全体像を1枚の写真に収めるのはなかなか難しい!大きいだけでなく、足の裏に描かれた螺鈿細工108の絵など、細部まで見ごたえがあります。入滅前の最後の説法をするそのお顔は、穏やかながらも凛としています。

仏像と言っても、姿かたちから描かれたシーンまで様々。それぞれ歴史背景や作り手のことを想像しながら見ると、見飽きることがありません。
日本の仏像も良いですが、たまには違う文化に触れてみるのも面白いですね。

ユーラシア旅行社で行くタイツアー
タイ国際航空で行く タイ大周遊 10日間

| | コメント (0)

2017年7月 6日 (木)

今年はいくつ増えるのか?新世界遺産2017

皆さん、こんにちは。
さっそくですが、問題です。現在、世界遺産の数はいくつあるかご存知でしょうか?
正解は1,052件。
そして、この登録件数は年々変化しているのをご存知でしょうか?
その登録件数の変化の要因となる「第41回世界遺産委員会」が7月2日~12日までの間、ポーランド・クラクフが開催されています。第41回世界遺産委員間で審議されている世界遺産候補は45件。その中には、日本国内の候補地、“宗像・沖ノ島と関連遺産群(福岡)”もあります。
この45件全てが登録されるわけではなく、世界遺産委員会での審議の前に、ICOMOS(イコモス=国際記念物遺跡会議)とIUCN(国際自然保護連合)による現地調査を含む専門調査が行われ、その報告結果を基に審議されます。その審議の結果、めでたく今年の新世界遺産に決定するのですが、報告結果より順当に登録されるものもあれば、逆転で登録、逆転で不認可などなど、様々なドラマが生まれてもいます。
さぁ、果たして、今年はいくつの新世界遺産が誕生するのでしょうか?(吉村)


ちなみに、今年登録されるであろう、新世界遺産へ訪れるコースはこちら。
■クロアチア、海洋帝国ヴェネツィアの防御施設(コルチュラ島など)
■ベアトリクス・ポターも愛したイギリスの湖水地方
■ピアノの形をしたアモイ沖の島「万国建築の博物館」コロンス島
■神宿る島沖の島と宗像

| | コメント (0)

« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »