【おすすめ映画】ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ
昨年2016年に世界遺産に登録された上野の国立西洋美術館。
近代建築の父と呼ばれるル・コルビュジエの手による建物です。
このル・コルビュジエが、自身と妻の為に建てた休暇小屋があるニース近郊のカプ・マルタン。そのすぐ近くに佇むのがヴィラE.1027です。
ル・コルビュジエの「近代建築の5原則」を体現し、コルビュジエの壁画に彩られたこの邸宅を、人々は長くコルビュジエの作品と誤解してきました。
しかしその設計者はアイリーン・グレイ。
家具デザイナーとして成功した彼女が自分と恋人の為に建てた家は、機能的で美しく、彼女の家具や生き方の美学そのもののような建物です。
映画「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」は、原題「The Price of Desire」そのままに、ル・コルビュジエの生涯にわたって大きな存在であったヴィラを巡る物語です。
ヴィラE.1027を巡に対する彼の行動は嫉妬か敬意か…
本物のE.1027を舞台に絡み合う二人の天才の生涯を描きます。
10月14日(土)より全国順次公開
| 固定リンク
「ヨーロッパツアー」カテゴリの記事
- 美術三昧、ウィーンの休日(2017.12.19)
- 【おすすめ映画】ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ(2017.10.13)
- 【おすすめ映画情報】セザンヌと過ごした時間(2017.08.24)
- オーロラ特集を公開しました(2017.07.28)
- 【おすすめ映画情報】歓びのトスカーナ(イタリア)(2017.07.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント