皆様はゲームはお好きですか?
最近電車の広告TVで昔のRPG(ロールプレイングゲーム)が3Dにパワーアップして
画面も美しくよみがえって、販売しますよ~というものを見ました。
こうしたゲームの多くはいわゆる「旅もの」ですよね。
自分たちでパーティーを組んで冒険へ出かけるのです。
私は苦手ですが、結構はまってりる方のゲームテクの素晴らしさにはよく感嘆したものです。
さてさてよく考えてみると、有名な映画『スター・ウォーズ』や『指輪物語』も冒険譚です。
今でこそ旅は「旅行」となり、比較的安全にそして利便性もアップした中で旅行へ行けるようになりました。
しかし、それも先人たちの冒険があってこそなのかもしれません。
というわけで、本日、2月19日はですね、
「キング・ペンギンが見つかった日」
・・・・
もとい
「ウィリアム・スミス船長によってサウスシェットランド諸島が地理上で発見された日」
なのです。
そこは何処なの?
と思った方、そこはですね、南極です。1819年、ブエノスアイレスからチリのバルパライソへ向かう途中、そこはドレイク海峡というのですが、ここを通過するときに、よい風を得るために、通常より南下したんですね。
うーんと南下した時に、スミス船長はそこに陸地を発見!
「あれは、未知なる陸地だ~」と叫んだかどうかはわかりません。
でも、南極海へ入り波も穏やかになり、なんだか数時間前いた波の高い海とは環境が異なり、ドキドキしていたのではないかなと思います。
結局その時は上陸には至らず、英国へ戻り報告したらば「そんなところに陸地があるわけない」と一蹴されてしまいます。
スミス船長。。。悔しかったでしょうね。
おりしもここから8か月後に再びここへ訪れて、10月にキング・ジョージ島に上陸を果たしました。
こうして、今の南極クルーズで最初に出会う諸島「サウスシェットランド諸島」は1819年の本日発見されました。
今、南極は11-2月にかけてが観光シーズンですが、寄港した島、もしくは湾で一回に上陸できる人数の最大限がスタッフを含めて100名以下と決まっているため、また自然の入り江や湾に入れるように、船は意外と小さいのです。
船内はかなり快適ですし、サービスもいいし、上陸もたくさんできるので楽しい南極クルーズ。ゾディアックボートに乗って南極海を走り南極へ上陸するのは大興奮です。
難点は世界各国からのお申し込みが殺到するため、早めのお申し込みをお願いしないといけないということですね…。
というわけでよろしければパンフレットだけでもお手に取ってみてください。
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