ヨーロッパツアー

2017年5月25日 (木)

【おすすめ本】『絶景とファンタジーの島 アイルランドへ』

アイルランド在住の現地ガイド山下直子さんの著書『旅のヒントBOOK 絶景とファンタジーの島 アイルランドへ』が5月29日に発売されます。
添乗員の仕事を経て、2000年からアイルランド在住。
アイルランドでの暮らしや現地ガイドとして数多くのお客様をご案内してきた経験を通して山下さんが感じてきたアイルランドの魅力をたっぷりと紹介している一冊です。
日本語での情報がまだまだ少ないアイルランド。
旅の予復習に、旅のおともにおすすめです。



発売を記念して山下さんを招いてのトークイベントを開催します!

■現地在住ガイドが語る、アイルランドの愉しみ方
・日時 2017年6月3日(土)17:15~18:45
・会場 八重洲ブックセンター(JR東京駅 八重洲南口)
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2017年5月22日 (月)

愛のトンネルは今日も大賑わい(ウクライナ)

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「絶景」ブームの火付け役の一つ、ウクライナのクレヴァニの「愛のトンネル」。
おかげ様で今年は例年以上に好評で、4月から毎月の催行。私も先日空港でお見送りしたツアーは18名様のお客様にご参加頂きました。誠にありがとうございます。
このクレヴァニ、実はもともとは観光地でも何でもありません。この、「愛のトンネル」は引き込み線のトンネルです。一日数本の貨物の入れ替えが行われる引き込み線なので、木を切ったりせずに伸びるがままにした結果、木がトンネル状になったのが「愛のトンネル」です。実はクレヴァニは軍事基地や飛行機の基地があり、そちらへの引き込み線らしいのですが、それは秘密です(笑)。
ウクライナでも「愛のトンネル」と呼ばれ、最近はご利益にあやかろうと人が集まるようになってきました。線路に立ち入るなんて危険なようですが、一日数本のディーゼル機関車はノロノロと、揚句の果てに一緒に記念撮影を取り始める始末。後ろを見ると、貨車はつないでおらず、どうやら暇な機関士がサービスで走らせているようです。

ウクライナは「美」の国です。美しい正教の教会はキエフ・ルーシのもの。ロシアの源流はウクライナなのです。そう言えば、ボルシチもロシアではなくウクライナが発祥の地だとウクライナ人は言ってました。シーズンにはキエフ・オペラでは何度も日本公演もした、キエフ・バレエを見ることができます。(先日の見送ったツアーは十八番『白鳥の湖』。)

いまだのどかで、それでいて美しいウクライナ。食べ物もおいしく、人々は日本人にはとてても親切です。

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愛のトンネルも訪れるウクライナ・モルドバ・ベラルーシ三国紀行 9日間

ユーラシア旅行社で行くウクライナ・ベラルーシ・モルドバの魅力

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2017年5月11日 (木)

イタリアの新しい宿泊スタイル!集落型ホテル、アルベルゴ・ディフーゾ

「アルベルゴ・ディフーゾ」とは、多くの方にとって新しい言葉なのではないかと思います。
「アルベルゴ」はフランス流に言うなら「オーベルジュ」。オーベルジュは宿泊できるレストランとして、日本でも浸透してきました。
そして「ディフーゾ」の意味は「分散」。つまりアルベルゴ・ディフーゾとは「分散したオーベルジュ」です。
何が分散しているかというと、各部屋やレストラン、レセプションなどの機能です。
イタリアで生まれたアルベルゴ・ディフーゾは、過疎化して空き家となった家を再利用。
小さな集落がそのままホテルとして生まれ変わりました。

アルベルゴ・ディフーゾ「イル・カント・デル・マッジオ」にて

先日、イタリア・トスカーナ地方ペンナ村にあるアルベルゴ・ディフーゾ「イル・カント・デル・マッジオ」を訪れました。
糸杉が並ぶ、静かで小さな村のはずれには丘があり、そこにはトスカーナの大地を見下ろすような石造りの家並みの集落があります。イル・カント・デル・マッジオは、この集落の古い家を改装して作られた集落型ホテルです。

アルベルゴ・ディフーゾ「イル・カント・デル・マッジオ」

中央にはレストランがあり、そこを中心としていくつかの宿泊用の部屋があります。インテリアは農園風、都市的なものなど、部屋によって異なりますが、どれもセンスよく、また落ち着く雰囲気に設えてあります。またそれぞれの部屋にミニキッチンが備え付けられていて、まるで家庭にいるようなくつろいだ気分になります。

アルベルゴ・ディフーゾ「イル・カント・デル・マッジオ」客室一例

アルベルゴ・ディフーゾに宿泊したら食事も楽しみの一つ。
イル・カント・デル・マッジオには農園があります。丹念に手入れされた農園には、何種類もの野菜が栽培されていいます。
オーナーの老紳士は、自分で造り上げた部屋と農園をとても大切にしていて、「ここは私の王国だ!」と胸を張って語っていたのが印象的でした。
夕食時には新鮮な野菜を使った料理がテーブルに並びます。もちろん本場のトスカーナ料理です。この地域で採れる食材をその場で味わう地産地消の食を体験。娘さんのシモーナさん夫妻が腕を振るってくれました。食事のお供はもちろんトスカーナワインです。
ここは都会の機能的なホテルではありませんし、一流レストランのような高級料理が提供される訳ではありません。けれど、イタリアの文化や温かな触れ合いを感じるような「オモテナシ」が待っています。

アルベルゴ・ディフーゾ「イル・カント・デル・マッジオ」にて

ペンナ村のアルベルゴ・ディフーゾではスローフードだけでなく、ゆったりとした時間を感じるスローライフを感じる、そんな滞在が体験できます。
(斎藤さ)
2017年秋、アルベルゴ・ディフーゾに泊まる旅はこちら

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2017年5月 8日 (月)

祝10周年 プライベート・バラ祭り(ブルガリア)

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ブルガリアは世界最大のローズオイル生産地で世界生産量の7割を占めるそうです。

ローズオイルは香料の原料、世界の名だたる香水、化粧品にはこのブルガリアのローズオイルが使用されています。
バラ畑はブルガリアのほぼ中央、カザンラク市周辺にあり、この地域は「バラの谷」と呼ばれています。

このカザンラクに、日本のJICAが「カザンラク地域振興計画プロジェクト」を実施しました。プロジェクトの中に観光促進があり、新しいバラ祭りの構想が練られました。もともとバラ祭りは収穫祭ということもあり、観光客を想定していませんでしたが、この新しいバラ祭りは、より、訪れる人に楽しんでもらおうとする試みが織り込まれていました。

下の写真は2008年、初めてのプライベートバラ祭りの写真です。村人が出迎え、一緒に花摘みをしたり、伝統的な踊りを披露したり。土日にあたるこの日の為に、近郊のベリコタルノボや首都ソフィア、遥か海外から故郷の村に戻って来る村人もいたとのこと。

2008年から始まったプライベートバラ祭り、以降、1年も欠かすことなく、5月には毎年、プライベートバラ祭りのツアーを催行しています。(お客様のおかげです)
今年で10年目となった、このプライベートバラ祭り。

今年もカザンラク近郊のバラの谷の村人は日本からのお客様を心待ちにしています。(上の写真は一昨年のプライベートバラ祭りです)

ユーラシア旅行社で行く、ブルガリアのバラ祭り

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2017年4月 7日 (金)

話題の絶景!「トロルの舌」登頂レポート

北欧の魅力はなんといっても豊かな大自然。
特にノルウェーの南北に長い海岸線は、氷河が削り取ってできた壮大なフィヨルド地形で形成されています。
ユーラシア旅行社のツアーでは、この美しい景色をバスの車窓から眺めることはもちろん、フィヨルドクルーズや景勝列車、展望スポットなど様々な角度から思い思いに楽しむことが出来ます。
しかし、私の一番お勧めはハイキング!美しく、雄大な自然を自分の肌で体感すると、感動もひとしおです
ノルウェーにはプレーケストーレンなどいくつものハイキングコースが存在しますが、
今回は、その中でも「トロルの舌」のハイキングに挑戦する機会に恵まれました。

ノルウェー、トロルの舌

現地では「トロルトゥンガ」と呼ばれているこの景勝地は最近は様々な絶景特集でも登場して為、既にご存知の方も多いのではないでしょうか。
トロルの舌はノルウェーで信じられている妖精「トロル」に由来し、断崖絶壁に迫り出した岩がまるで舌を出しているように見えるためにつけられました。
数年前までは年間で約1000人ほどしか訪れなかったそうですが、SNS等で次第に知れ渡り、現在では年間3万人程の観光客がトロルの舌に向かってハイキングするそうです。
ハイキング前日まで、この天気予報は雨でしたが、当日は見事に予報を覆し晴天が広がりました。
トロルトゥンガにもっとも近い都市オッダからバスでハイキングの出発地点へ向かい、念入りに準備体操をし、いざ標高約1250mにあるトロルの舌へ出発!
高低差700m、往復22kmの道のりが始まります。

ノルウェー、トロルの舌へ最初1km

トロルの舌トレッキングは最初の1キロが一番の難関です。
傾斜が厳しく、粘土質の土が続く中、岩のゴロゴロした場所や木道、時には手を付いたりロープに捕まるほどの急な坂道を登って行きます。
このコースでは両手が空くようなリュックサックや足首をしっかりと固定するトレッキングシューズ、ストックが必須です。
1キロ地点を過ぎると視界が開け、傾斜もゆるやかなになり、雪解け水の清流を見ながら白樺が立ち並ぶハイキングコースをのんびりと歩きます。

ノルウェー、トロルの舌へ。4~5km付近の看板

ハイキング中、1つの目標となるのが1キロ毎に立っている標識。
ゴールの11キロに向けて数字が大きくなると、長い道のりも「あとちょっと頑張ろう」と心の中に秘めながら歩けます。

ノルウェー、トロルの舌へ。7~9kmフィヨルドが見えてくる

青く透きとおった水と氷河が削り取って出来たとは思えないまるで芸術のようなフィヨルドが見えてくると目指す断崖はもうすぐです。
そして、11キロという看板が立っていた場所のすぐ側を覗くと、テレビや写真で見たあの風景が広がっており、ついにゴール!
ここまで苦労して自分の足で登ってきた人だけが見れる、息を呑む絶景に大感激!
片道6時間の道のりを歩いた自分を褒めたくなります。
思い思いに写真を撮ったあと、いよいよ「トロルの舌」の上へ。
断崖から突き出た岩の上に乗ると岩ごと落ちてしまうのではという不安が頭を過ぎりますが、地質学的に岩は絶対に落ちないそう。
その言葉を信じて高所恐怖症の私は足がすくんでしまいますがら恐る恐る前に足を踏み出すと、このトロルの舌とフィヨルドの青い水面、雪を乗せた山並み。ノルウェーの自然が創り出した大自然の美しさは、ため息がこぼれるほどでした。

ノルウェー、トロルの舌からフィヨルドを望む

もちろん、帰りは同じ登山道を引き返して歩きます。
往復11時間のトロルの舌までのハイキングは、決して気軽なものとは言えません。けれど、トロルの舌から見る絶景は、それだけの道のりを歩む価値は十分にあるものでした(三浦)

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2017年3月31日 (金)

知られざる美食大国ハンガリーの味を、日本で。

突然ですが、ハンガリー料理ってどんなものでしょうか?
世界各国の料理を食べている方でもハンガリー料理とはどんなものなのか、ぱっと浮かぶ方は中々いないのではないでしょうか?
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ヨーロッパのほぼ中央に位置し、国土としては日本の4分の1ほどの大きさのハンガリーは、実は知られざる美食大国です。
高級食材の代表として知られるフォアグラはフランスに次ぐ生産量を誇り、
2004年に国宝に認定され、世界でも珍しい”食べられる国宝”として世界の料理界が注目しているマンガリッツァ豚や世界三大貴腐ワインの一つトカイワインもハンガリーのものです。
しかし、ハンガリー料理を語る上で、欠かせない食材がパプリカ。
オスマン・トルコ支配時代に伝来されたパプリカは、ハンガリーの土壌が栽培に適していたため国中に広まり、ハンガリーのパプリカの種類は豊富で100種類以上もあります。
パプリカと言えば「辛い」というイメージがある方も多いかと思いますが、
涼しい気候で育ったハンガリー産パプリカは糖分を多く含んでおり、他国で栽培されたパプリカに比べて甘みが強いのが特徴です。

日本人の口にも合うハンガリー料理

ハンガリーではパプリカを使わない料理はないというほど様々な料理に使われており、国民食グヤーシュだけでなく、中にはパプリカの甘みを生かしたデザートもあります。
このハンガリー料理が食べられる専門店は日本に数店しかありませんが、
今回はその中の1つ、パプリカドットフ(Paprika.hu)さんを訪れました。
店に一歩足を踏み入れると、ハンガリー人のオーナー手作りの内装が目に入り、
店内は、日本でも人気になっている色鮮やかで可愛らしい「カロチャ刺繍」をあしらったテーブルクロスが敷かれ、ハンガリー人のオーナー手作りの内装もまさにハンガリーの家庭そのもの。
この店を訪れたハンガリー人も、懐かしさのあまり思わず泣いてしまうそうです。
また、ハンガリーがより身近になるよう、店内で使えるハンガリー語も紹介されていますので、訪れた際にハンガリー語を使って会話してみるのも楽しそうですね。
お食事は、ハンガリーの国民食パプリカシチューのグヤーシュや、チキンのパプリカソース煮込みなど、素朴ながらも素材の味を生かした丁寧な料理に舌鼓。
とても、Finom(フィノム、美味しい)でした!
 
お店は、東京メトロ南北線、白金高輪駅から徒歩5分の場所にあります。
ハンガリー料理ってどんなもの?という方、ぜひ足を運んでください。(三浦)

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2017年3月30日 (木)

餃子之路、吉祥寺にて ~ヒンカリ~

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何故か今日から餃子の話、「餃子之路」です。勘のいい方は「は、はーん、」とお気づきかもしれませんが内緒です。

昨日3月29日は吉祥寺にて 「コーカサス★ナイトinカフェロシア」 を開催しました。
大人気のイベントで、満員御礼でした。
今回はコーカサス★ナイトなのでジョージア料理(グルジア料理)を賞味。

旧ソ連で「御馳走」と言えばジョージア料理(グルジア料理)です。スターリンがジョージア出身だから、単においしいからと理由は諸説ありますが、変化に富んだ素材と調理法が、豊かな食卓を彩るということで、ジョージアワインとともにジョージア料理が、「御馳走」として根付いたと思います。

ヒンカリはジョージア料理の中でも代表的な一品。肉饅や小龍包に見かけが似ているため、「まんじゅう」かと思いきや、水餃子の一種です。

ドゥシェティ、ムツヘタ、パサナウリのヒンカリが有名らしく、およそジョージア軍用道路沿いの街々です。さながらジョージア餃子街道といったところでしょうか。

食べ方は、先のすぼんだところを持ち、そこからかぶりつき肉汁をちゅうちゅう吸う、ちょっとお行儀の悪い食べ方が本場流。胡椒をちょっとかけるとよりおいしく頂けます。

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コーカサスのツアーの魅力はこちらから

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2017年3月24日 (金)

【お勧め映画情報】3/25(土)公開「未来よ こんにちは」

ローヌ・アルプ地方と言えば、アルプスの山々が近く風光明媚な街や村が点在することもあり、夏や冬のバカンスの滞在先として、フランス人にも人気のある地方。
そんなローヌ・アルプ地方のフレンチアルプスを舞台にした映画「未来よ こんにちは」が公開されます。

「未来よ こんにちは」(C)2016 CG Cinema/Art France Cinema/DetailFiln/Rhone-Alpes Chinema

主人公はパリの高校で哲学の教師の夫と充実の日々を送っています。
しかし突然、夫から離婚を告げられ、母親は他界、仕事もうまくいかず、次々に想定外の出来事が起こりますがナタリーはうろたえずしなやかに「孤独」や「時間」に対応していく姿が描かれています。
フランス、アヌシー
映画の舞台となるパリをはじめフランスのブルターニュ地方やローヌ・アルプ地方の美しい自然の映像も見どころです。
ベルリン国際映画祭銀熊(監督)賞も受賞した作品です。
美しい映像と音楽とともにひと時を過ごしてみませんか?(伊藤)

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2017年3月21日 (火)

『忘れられた音楽ー禁じられた作曲家たち』

皆様、こちらの作曲家をご存じでしょうか。
マリウス・フロトホイス、ヘルベルト・ツィッパー、ベラ・バルトーク、ミェチスワフ・ヴァインベルク、ハンス・ガル・・・
いずれも19世紀後半から20世紀にかけての作曲家です。
耳馴染みのない名前ばかりではないでしょうか。強いて言えば、この中ではバルトークが有名でしょうか。
これらの作曲家たちは、『忘れられた音楽ー禁じられた作曲家たち』と題して、花咲く上野の森を舞台に行われる音楽祭ー『東京・春・音楽祭』の4日目のプログラムで取り上げられました。
ナチスによって職を失ったり、祖国を追われた作曲家たちです。
マリウス・フロトホイスは、オランダ生まれで1942年、アムステルダムのコンセルトヘボウ楽団の芸術監督のアシスタントとなりました。しかし、ナチスドイツの占領下にてドイツへの服従を拒否したためにその座を解雇されました。
ウィーン生まれのヘルベルト・ツィッパーはユダヤ系だったため、ダッハウ強制収容所に連行されました。そこで『ダッハウの歌』を作曲したそうです。幸いにも収容所から出ることができ、アジアへ。マニラ交響楽団の指揮者となり、戦後はアメリカへ渡りました。今回演奏された『弦楽四重奏のための幻想曲(経験)』は、1912年から、1994年までの、変わりゆく世界情勢に影響されるツィッパー自身の人生や故郷ウィーンへの想いがメロディーになって表れているようでした。演奏中に年代がスライドに表示されたので、それと重ねながら、歴史を辿りながら聴く珍しいスタイル。軍靴の音が聞こえてくる1938年では、バイオリン、ビオラ、チェロの旋律に息が詰まりそうな激しさを感じました。
民俗音楽研究家だったバルトークの『ハンガリー農民組曲』は、柔らかく優しいフルートの音色にうっとり。奏者はウィーン在住のウルリケ・アントンさんです。ナチスによって迫害された作曲家の作品を取り上げる代表的な演奏家だそうです。フルートは口と指だけで演奏するのではないのですね、全身使っての演奏。息が音のすべてですから、身体が楽器と言えるのかもしれません。すばらしかったです。
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このようなこだわりのプログラムで毎年私たちを音楽の世界へ誘ってくれるのは、「東京・春・音楽祭」です。
歴史や絵画と絡めたプログラムもあり、4/16までほぼ毎日開催されます。
例えば、今後はこんなプログラムがあります。

●3/23 国立科学博物館×東京・春・音楽祭
〈ナイトミュージアム〉コンサート ~展示空間で楽しむ多彩な音楽とトーク
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_4239.html

●3/29 語りと音楽――永井荷風
~明治39年、荷風、ニューヨークにてワグネルを聴く
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_4033.html

今年はシューベルト生誕220年ということで、音楽祭ではシューベルトの曲が多数取り上げられています。普段はあまり上演されないシューベルトの《ミサ曲》が必聴です!
●4/9 東京春祭 合唱の芸術シリーズ vol.4
シューベルト 《ミサ曲》
~夭折の作曲家による、最後のミサ曲
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_4019.html

春祭締めくくりはこちら。
●4/16 スペシャル・ガラ・コンサート
~東京春祭2017 グランド・フィナーレを飾るオペラの名曲たち
http://www.tokyo-harusai.com/program/page_4024.html

ちょっと敷居が高いクラシック・コンサートに二の足を踏んでいる方、
こちらの音楽祭はかなり良心的な価格で提供されています!
初めてのクラシックにも、マニアックな演目はリピーターさんにもお勧めです。
春の上野で音楽を楽しんでみてはいかがでしょうか。(河合)

東京・春・音楽祭公式HP
http://www.tokyo-harusai.com/

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2017年3月 3日 (金)

極東ロシア視察団旅日記(8)ウオッカ編その3

スミノフ・サマーパンチ(写真提供Diageo Korea Co. Ltd)

11月1日から5日まで日本旅行業協会会長、国土交通省、観光庁、旅行業界の皆様方と「極東ロシア視察団」へ参加しました。

今日は前回に続き「ウォッカ」のお話の続き。本来シベリア鉄道のお話の予定だったのですが急遽脱線。いきなりウオッカの話になり、そして、それが続いています。
極東ロシア視察団旅日記(7)ウオッカ編その2

前回は日本でも有名なスミノフのお話でした。今日はその続きです。
スミノフの製造権と販売権が、1939年にワイルドターキーの製造元ヒューブラインに移ったところですした。
1940年に歴史的な出来事がおこります。1946年、バーテンダーのジャック・モーガン氏がハリウッドのサンセット大通りに面した“コックンプル”というレストランで、ジンジャービアとウォッカでカクテルを作りました。これが、モスコーミュール「モスクワの驢馬」の原型です。この時使ったウォッカは勿論スミノフです。なので、モスコミュールはスミノフで作るべし、という説もあります。

スミノフはその後、1982年R.J.レイノルズ・タバコ・カンパニー、1987年イギリスのグランド・メトロポリタン社へと買収さら、そして1997年グランド・メトロポリタン社はギネス社と合併しディアジオ社となりました。
ディアジオ社は現在、ビールのギネス、スコッチのジョニーウォーカー、J&B、バーボンのIWハーパー、ジンのタンカレー、アイリッシュクリームのベイリーズなど錚々たるブランドを有する。変わったところではトルコのイエニ・ラク YENI RAKI ベトナムのネップモイNếp Mớiなども所有している。(一部説明ではテキーラのホセ・クエルボを保有とのことだが、間違い。買収に失敗し実際持っているのはドン・フリオ)
スミノフは世界的なブランドの一翼を担うことになります。

なかなか鉄道の話には至らない。

スミノフ新商品発売(写真提供Diageo Korea Co. Ltd)

(写真提供Diageo Korea Co. Ltd)

シベリアのツアーの魅力はこちらから

前回のお話はこちら↓
極東ロシア視察団旅日記(1)「はちみつとキムチ」はちみつ編
極東ロシア視察団旅日記(2)「はちみつとキムチ」キムチ編
極東ロシア視察団旅日記(3)「武士道」
極東ロシア視察団旅日記(4)「アムール川」
極東ロシア視察団旅日記(5)鉄道編「食堂車」
極東ロシア視察団旅日記(6)ウオッカ編その1
極東ロシア視察団旅日記(7)ウオッカ編その2

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