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2008年1月25日 (金)

ギリシアのタコ

F2dc4f75 リレー形式で更新することになりました、復活・地中海欧羅巴くらぶ。
毎週金曜日は個々人が個性を活かして(?)記事を書くフリーの日ということで、本日は嗜好性を発揮しまして、ギリシアのタコのお話をしたいと思います。

今春も大人気のギリシアですが、私もお蔭様で昨年は3度添乗でギリシアを訪れました。
さて、ギリシアが世界に誇る歴史遺産が一同に会すのが首都アテネの、国立考古学博物館です。

431283f9 ここには国中の遺跡の出土品が展示されていますが、中でも見ごたえがあるのが、シュリーマンが発掘したミケーネ遺跡の出土品です。アガメムノンの黄金マスクをはじめとする黄金製の副葬品や装飾具、武具、印章や文字版などが目玉なのですが、何度訪れてもついつい写真を撮ってしまうのがタコの絵が描かれた壺。歴史的な価値をたどれば、例えばミケーネに及ぼしたクレタ島のクノッソス文明の影響や、3000年も昔の色彩を今に残す顔料の技術力の高さなどを見ることもできますが、ただただ、この生き生きとしたユーモラスな図柄に惹かれてしまうのです。

タコと言えば、一般に、現在の欧米の人々はタコを悪魔の魚と言って毛嫌いする傾向にありますが、ギリシアをはじめ地中海沿岸の国々ではキリスト教国であってもタコを食べる所が多いです。紀元前から壺に描くほどタコと親しんでいたわけですから納得です。
クタポディ・メ・マカロナキ・コフト そんなギリシアのタコを使った名物料理の一つに「クタポディ・メ・マカロナキ・コフト」があります。舌を噛みそうな名前ですが「タコとマカロニのトマト煮」といった意味で、名前そのままのお料理で、よく煮込んだタコが美味しいのですが、煮込んだ割には身が柔らかくて驚いたとよく言われます。それもそのはず、ギリシアの人は獲れたてのタコをつかんでバシバシと打ち叩いて、身を柔らかくしているのです。(冗談好きのドライバーはタコを叩くのは仲間の居所を吐かせるためだと笑っていましたが…。)

煮込んで美味しいギリシアのタコ、楽しみ方は他にもあります。晴れた日は港のシーフードレストランの軒先を覗いてみましょう。日本のするめのように干されたタコがぶら下がっていたり、炭火焼用のタコの足がごろごろショーケースに並んでいたりします。エーゲ海を眺めながらオープンテラスのレストランで食べるタコ足の炭火焼はお勧めですので、是非ギリシアをご旅行の際にはお試し下さい。ご馳走をねだる猫との攻防も楽しいですよ!(山岸)

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