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2008年3月26日 (水)

カフェ紀行~王都トリノから~

Cafe_bichelin 近代イタリアの古都、トリノは知る人ぞ知るカフェのメッカ。トリノを訪れるなら絶対にお勧めなのがカフェ散策です。

イタリアのカフェというと立ち飲みのバール形式を想像する方も多いかと思いますが、ここトリノのカフェは日本の喫茶店と同じくテーブルに座ってゆっくりと寛げるタイプが主流。リバティ様式(アールヌーヴォー)やイタリア・バロックで瀟洒に飾られた店内は、100年前も今も同じ優雅な時間が流れています。

トリノのカフェでぜひ注文してもらいたいのが「ビチェリン」。近代イタリアの名士カヴールも愛飲したというおしゃれで不思議な飲み物です。透明なグラスに注がれたビチェリンとは果たしてどのような飲み物なのか?一番下層にはホットチョコレート、その上にエスプレッソコーヒー、そしてその上に生クリームが乗ったホットチョコレートのようなミルクコーヒーのようななんともいえない見た目。一口飲んでみるとそんなに熱くはありません。むしろ生暖かい、といったほうがいい温度。そして味はというと意外と甘すぎず、さっぱりした大人の味。実はトリノといえばチョコレート、その品質はヨーロッパ最高級であると言われており、毎年3月にはチョコレートの見本市が開かれるほど。サヴォイア家ご用達の高級チョコレート店もあり、お土産にぴったりの可愛くておいしくて豪華なチョコレートがショーケースを飾っています。

Golden_bull トリノの町を紹介するガイドブックには有名なカフェの場所がちゃんと紹介されています。どれも個性豊かで由緒正しいおしゃれなものばかり。朝早くから開店しているのでお散歩がてらにモーニングカフェというのもいいのではないでしょうか?
ご参考までにいくつかお勧めを紹介しますと、サン・カルロ広場をぐるりと囲むアーケードの中にある「カフェ・トリノ」。石畳にはめられた金の牛が目印です。店内に入ると金の雄牛がカウンターの上部中央に飾られ、リバティ様式の華やかな雰囲気に包まれます。温かいビチェリンを楽しんだ後は、カステッロ広場の有名店”バラッティ&ミラノ”へ。トリノで1,2を争うほどの豪華な店内でお土産にジャンドゥイオッティを買いましょう。トリノ名物ヘーゼルナッツクリーム入りのチョコレートです。近代イタリアの名士が集ったという「アル・ビチェリン」も外せません。カヴールが座った席は今も店内に残り、プッチーニは「ラ・ボエーム」にこの店をモデルにしたカフェを登場させました。

美都トリノのサロンカフェで優雅なひと時。イタリアの大人な楽しみ方としていかがですか?
(宮澤)

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