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2009年7月 9日 (木)

~スーツで歩いた巡礼路4~  カメとウサギの巡礼者

本日は朝から雲ひとつ無い快晴。どうやら今日は暑くなりそうだ。
前回のハイキングからは2日ほど空いており、その間にブルゴスやレオンと言った大都市の教会を巡り、
スペインで最も美しい回廊のサント・ドミンゴ・デ・シロス修道院を訪れた。
神の声のように澄んだ修道士達のグレゴリオ聖歌で心が癒される。
この2日間のあいだに我々は心身ともに充分休息がとれたらしく、みな歩く気合が全身にみなぎっていて、気合充分。
聖地サンチャゴまではあと250キロだ。

アストルガを出発してしばらくすると、小麦の田園地帯が次第に山がちになり、巡礼路は現代の幹線道路から逸れて山中を進んでゆく。
車やトラックがひっきりなしにビュンビュン通過する幹線道路沿いとは違って音を感じない、
静かな田園風景が印象的だ。周りに人工的な建物は一切無い。
Foncebadon_hiking 紫のラベンダーの中や山中を黙々と歩き続ける巡礼者たちの姿が、しっかりと風景の一部に溶け込んでいて、何だかカッコいい。
私も今すぐバスを降りて汗まみれ埃まみれの巡礼者になりたいとも思う。

さて、我々もいよいよ下車する時がやってきた。
途中の宿場村、標高1200Mほどのラバナル・デル・カミノでバスを降りる。
私以外のお客様は早速、慣れた様子で準備体操を始め、今にも走り始めそうな勢い。
迷子だった私のスーツケースも一昨日に到着し、今日は私もスーツを脱ぎ、軽やかな服装になったのだ。Rabanal_del_camino_hiking_2

負けてはいられないぞ。
今日のハイキングは高低さ300M、全長7キロ、全行程登りっぱなし。
今までで一番過酷な巡礼が予想される。
そして我々は最終ゴール地点の「鉄の十字架」目指して歩き始めた。

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