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2009年12月

2009年12月30日 (水)

没後400周年カラヴァッジョ特別展出展作品一部決定

Caravaggio_luto 先日の記事でご紹介しました「2010年カラヴァッジョ没後400周年記念イヤー」の目玉でもあるローマで開催のカラヴァッジョ特別展に出展される作品が一部決定しました。

「リュート弾き」(サンクトペテルブルク/エルミタージュ美術館)
「勝ち誇るアモール」(ベルリン/国立絵画館)
「合奏」(ニューヨーク/メトロポリタン美術館)
「バッカス」(フィレンツェ/ウフィッツィ美術館)
「ゴリアテの首を持つダヴィデ」(ローマ/ボルゲーゼ美術館)

※12月29日現在特別展を開催するクィリナーレ宮の公式発表によるものですが、今後変更がある場合もございます。また、実際には今後他の出展される作品も発表される見通しです。

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2009年12月24日 (木)

情熱のアンダルシア

Alhambra 情熱の国とも言われるスペイン。その中でもひと際情熱という形容詞にぴったり来るのが南部のアンダルシア地方ではないでしょうか。イスラム文化とキリスト教文化が独特の融合を遂げたエキゾチズム溢れる建築、情緒溢れるフラメンコや白い家並みが並ぶ町並みはアンダルシア地方の象徴です。

そんな魅力一杯のアンダルシア地方のごく一部ではありますが、フラメンコの調べにのせて楽しむ動画を公開しました。是非ご覧になって下さい(福永)。
※続きをクリックすると、動画が見られます。

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2009年12月17日 (木)

エピダウロス(ギリシャ)

Epidarius_theater ギリシャのアテネの南西部に今は運河で本土と隔てられている大きな半島があります。この半島はペロポネソス半島と呼ばれ、古代ギリシャの時代には非常に重要な位置を占めています。スパルタ、オリンピア、ミケーネ、コリントスなどポリスの時代にその名を馳せた都市が数多く位置している事からもその重要性をお分かり頂けるでしょう。そのペロポネソス半島にあってオリンピアと共に古代には数多くの巡礼者が目指したのが半島東部にあるエピダウロスです。

エピダウロスは古代ギリシャの医学の神様アスクレピオスの聖地に定められていたのが巡礼者が多く通った理由です。

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2009年12月15日 (火)

小リニューアル

少々デザインをリニューアルしました。現状検索でこのブログに辿り着く方が方が多いかと存じますが、最終的に南ヨーロッパやオセアニア各地域の隅々まで網羅できる場所の構築を目指しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。(担当一同)

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2009年12月10日 (木)

モンサラーシュ(ポルトガル)

Monsaraz_2 近代化が進む海岸線の町々と違って、ポルトガル内陸の山岳地帯にある町々は比較的昔ながらの姿を留めています。今日はその代表格の一つであるモンサラーシュをご紹介します。

モンサラーシュは、ポルトガル東部のアレンテージョ地方に位置する人口千人足らずの小さな村です。小高い丘の上に立ち、周囲を農業にはあまり適していない湿地帯に囲まれています。実はこのモンサラーシュでは、石器時代から人間が住んでいた痕跡が見つかっており、町が立つ丘の周囲にもかなりの数の遺構が発見されています。

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2009年12月 7日 (月)

2010年カラヴァッジョ没後400周年記念イヤー

St_luigi_di_francesi2 既に何度かブログ「倶楽部ユーラシア」でも紹介させて頂いているように、2010年はイタリアが誇るバロックの巨匠カラヴァッジョの没後400周年の記念イヤーです。カラヴァッジョは、かつてイタリアリラの最も高額な紙幣の肖像を飾っていたようにイタリア人の中にもその偉大なる功績が刻まれていますが、世界的にも美術の新しい潮流を築いた立役者として広く評価されています。

そしてこの記念イヤーも巨匠が最も活躍した地ローマで盛大に祝われようとしています。その目玉はローマで開かれる没後400周年のカラヴァッジョ特別展です。各美術館や教会の調整、そして警備上の理由でまだ全容は明らかになっていませんが、今のところ発表されている「合奏」(ニューヨーク/メトロポリタン美術館)、「バッカス」(フィレンツェ/ウフィッツィ美術館)他、国内外から結構な数のカラヴァッジョがローマに集結する予定です。最初で最後とも言われるこの機会に是非光と影が織り成すキャンバス上のドラマをご堪能下さい。特集ページも公開しました。(福永)

「カラヴァッジョ没後400周年」特集はこちら

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2009年12月 2日 (水)

モツィア(シチリア島)

Trapani シチリア島西部の沖合いにモツィアという小さな島が浮かんでいます。あまり知られていない島ですが、何を隠そうこの島は歴史的には貴重な遺構です。何故ならカルタゴを中心に栄華を誇ったフェニキア人達の貴重な遺構が残っているからです。ローマ帝国に滅ぼされたフェニキア人達の都市はカルタゴを始め、その大半がローマ人達によって徹底的に滅ぼされた為、その遺構はほとんど残されていないのです。

モツィアは本国カルタゴからも近く、シチリア島への前線基地として利用され、紀元前5世紀頃にはシチリア西部でも最も繁栄している都市の一つであったそうです。陸から少し離れた沖合いに浮かぶので防御にも適しており、カルタゴ船が頻繁に往来したようです。また、塩の生産も行われていたという記録があります。

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