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2009年12月10日 (木)

モンサラーシュ(ポルトガル)

Monsaraz_2 近代化が進む海岸線の町々と違って、ポルトガル内陸の山岳地帯にある町々は比較的昔ながらの姿を留めています。今日はその代表格の一つであるモンサラーシュをご紹介します。

モンサラーシュは、ポルトガル東部のアレンテージョ地方に位置する人口千人足らずの小さな村です。小高い丘の上に立ち、周囲を農業にはあまり適していない湿地帯に囲まれています。実はこのモンサラーシュでは、石器時代から人間が住んでいた痕跡が見つかっており、町が立つ丘の周囲にもかなりの数の遺構が発見されています。

Monsaraz3_2 モンサラーシュはアレンテージョ地方の要害に位置する為、キリスト教とイスラム教徒が何度もこの町をめぐって攻防を重ね、その影響か町も中世に要塞化され、今日でも城壁が残っています。

町に入ると、まずその静けさに驚かされるでしょう。白い家並みに薄茶色の屋根が並ぶ小路と言えば、ポルトガルでは大西洋に近いオビドスが人気ですが、そのオビドスとは対照的にモンサラーシュにはカフェもレストランもお土産物屋も観光客の姿もありません。だからこそ町を歩いていると胸がとても不思議な気分で満たされるのかもしれません。路地や曲がり角に差し掛かる度にわくわく感が高まります。この町に住んでいる人は一生をこの地で送ることも少なくないそうです。

Monsaraz2_2町全体が一つの芸術と言えますが、その中で一番のみどころを選ぶとすれば、闘牛場としても利用されている城塞です。ここに上ると町はもちろん、周囲のパノラマも堪能する事が出来ます。

観光客がほとんどいない町だからこそ、中世の時間がこの町にはまだ流れています。(福永)

ポルトガルのツアーはこちら
(モンサラーシュを訪れるツアーは、設定時期が限られます。例年2月のアーモンドの花の時期には設定があります。詳しくはお問い合わせ下さい。)

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