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2010年1月25日 (月)

セビリア(セビーリャ・スペイン)~その1~

Sevilla_plaza_espagna スペイン南部アンダルシア地方の中心都市であるセビリア(セビーリャ)。「カルメン」や「セビリアの理髪師」の舞台ともなり、フラメンコの故郷でもあるこの町はスペインを旅する上でも切っても切れない都市でしょう。今回は2回に分けて、このセビリアの魅力を紹介します。

大西洋に注ぐグアダルキビル川の河岸の要衝に位置するセビリアには、紀元前からフェニキア人、ローマ人が町を築き、南スペインの中心として栄えました。その後イスラム教徒達がイベリア半島にやってきた時代にもその重要性が薄れる事なく、壮麗なイスラム建築がいくつも建設されました。

レコンキスタが徐々に激しさを増す13世紀にセビリアは再びキリスト教徒の手に落ち、大航海時代に入ると、大西洋に近い地理的特性を生かし、益々繁栄しました。

Sevilla_gilarda_2セビリアの町を歩くと必ず目に留まるであろう大きな塔があります。この塔はかつてはモスクのミナレット(尖塔)であり、モスクが大聖堂に改装された時にこのミナレットも教会の鐘楼に転用されました。この塔はヒラルダの塔と呼ばれ、セビリアの象徴です。町の色々なところから見えるので、歩く際の目印にもなるでしょう。中は今でも上ることができます。頂上部分まで出るとセビリアの町の360度のパノラマを楽しむ事ができるので少々辛くても上ってみて下さい。

Sevilla_catedral セビリアの大聖堂はヒラルダの塔もさることながら、聖堂その物もかなり大きいです。キリスト教の大聖堂としては、世界でも5指に入る大きさを誇ります。内部にはゴヤやムリーリョの作品も飾られていて美術的価値も結構高いです。他にコロンブスの墓もありますので、こちらも見逃しては行けません。コロンブスが活躍した当時のスペインを支えたカスティーリャ、レオン、アラゴン、ナバーラの4王国の国王がコロンブスの棺を担いでいます。16~17世紀にかけて、スペイン黄金時代の源となったのは新大陸からもたらされた富であったので、コロンブスは最大級の栄誉を与えられています。

Sevilla_alcasar カテドラルの隣には、グラナダのアルハンブラ宮殿と比肩するイスラム建築の最高峰であるアルカサルがあります。かつてイスラム教徒の城として建てられたアルカサルをその後のキリスト教徒の王達が改築を重ね、見事な融合建築が完成しました。美しいアラベスクやタイル装飾が至るところに用いられ、この地ならではの芸術を堪能する事ができるでしょう。次回に続きます・・(福永)

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