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2010年3月

2010年3月23日 (火)

7/3(土)初期ルネサンスの躍動(仮)開催!

Masaccio 長年に渡るフィレンツェとルネサンスの研究、フィレンツェのサンタ・クローチェ教会の修復事業、そして弊社月刊誌上においても中世イタリア美術に関する連載をして頂いている宮下孝晴先生をお招きして、初期ルネサンスに関する講演会を催す運びとなりました。日時は7月3日(土)で、会場は先日カラヴァッジョの講演会も催したイタリア文化会館を予定しております。

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2010年3月19日 (金)

アレッツォ(イタリア)

Arezzo_street  イタリアトスカーナ地方の東部、フィレンツェから南東に約80kmの地点にアレッツォという古都があります。フィレンツェやシエナあたりと比べると知名度は低いですが、アレッツォはトスカーナの中でも最も古い歴史を持つ町の一つです。その歴史は古代ローマ以前にイタリア半島中部に文明をもたらしたエトルリア人の時代(前5~4世紀頃)に遡ります。エトルリアの中心を形成した12都市の一つであり、ローマ時代に入ってからもカッシア街道の要衝という事もあり、イタリア半島でも五指に数えられる都市であったと言われています。

中世に入ると、イタリアのその他の都市同様にコムーネ(都市国家)が形成され、ルネサンス期には、ピエロ・デラ・フランチェスカ、ジョルジョ・ヴァザーリらが活躍しました。

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2010年3月12日 (金)

ロードス島(ギリシャ)~その2~

ロードス島~その1~の続きから)

Rhodes_citygate ロードス島の中心ロードスシティは、今現在でもヨハネ騎士団が築いた重厚な城壁に囲まれています。クルーズで海から来ても、陸から来てもどこかの城門をくぐって市内に入ります。

城壁に囲まれたロードス島旧市街は結構広いのですが、一般的な観光客が訪れるのは専ら北側の地区です。騎士団長の館、騎士団通り、そしてレストラン、カフェやお土産物屋はほとんどこの北側の方にあります。一方南側は住宅が多く、今でも住んでいる人が結構います。迷路のように小路が入り組んでおり、石造りの町の趣きがあって歩いてみるとなかなか面白いです。

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2010年3月 9日 (火)

ロードス島(ギリシャ)~その1~

Rhodes_city 透き通るような紺碧の海に白い家並みと青いドームの教会、ギリシャのエーゲ海の島のイメージと言えばこんなところでしょうか。サントリーニ島、ミコノス島を始めとするエーゲ海のリゾートには確かに当てはまる光景です。しかし、エーゲ海の島はギリシャ文明のゆりかごでもあります。悠久の歴史を刻んできた島々には、知的好奇心をくすぐる場所も少なくありません。エーゲ海で最大の島であるクレタ島然り、そして今日紹介するロードス島も然りです。

エーゲ海の島の中でも最も南東に位置するロードス島は、小アジア(トルコ)から僅か30km足らずの位置にあります。それ故か、歴史を通じて数多くの戦争に巻き込まれて来た悲運の島でもあります。

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2010年3月 3日 (水)

コルドバのパティオ(スペイン)

Cordoba_patio3 前回の記事では、スペイン・アンダルシア地方の古都コルドバについてご紹介させて頂きました。今日はその続きで、コルドバのひとつのみどころでもあるパティオについてご紹介させて頂きます。

パティオとはご存知、中庭の事です。邸宅に中庭を作る風習は、元々古代ローマ人達が好んで始めたと言われています。イタリアのポンペイに行けば、富裕層の邸宅のパティオの様子が今日でも掴めるでしょう。古代ローマ時代の一般的なパティオ柱廊に囲まれ、噴水が中央に置かれ、気温が高い夏でも一服の涼を提供してくれました。

古代ローマ帝国が没落した後もパティオの伝統は受け継がれました。特に中世初期から勃興したイスラム教徒たちは、気温が高く、緑と水が少ない地域に住んでいる事も手伝って、好んでパティオのある邸宅を築きました。

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