リース・レシュノルティア(西オーストラリア)
リース・レシュノルティアもまた西オーストラリアの固有種であり、輸入されたものは日本では「初恋草」と呼ばれていたりします。リースとは、輪になっているクリスマス飾りのリースから来ており、細い針のような葉の先に環状になって花が咲くことから名付けられました。レシュノルティアの名は、19世紀初頭に植物研究の為にオーストラリアを訪れたフランス人学者のジャン・レシュノルトに由来します。
リース・レシュノルティアは、西オーストラリアの乾燥した土壌にぽつりと生えている事が多いです。乾燥した土地の祝物らしく、水はそれ程必要とはしておらず、その水も深い根で吸い上げて来ます。
左の写真はたまたま発見した生まれたてのリース・レシュノルティアです。かわいいでしょう。その後何年か経て花を咲かせるようになります。カンガルー・ポーやバンクシアなど西オーストラリアの広い範囲で咲いているお花と異なり、リース・レシュノルティアは意外に見つけにくいです。見つけられてもお花が咲いていない場合もあります。9月の半ばのツアーではここ2年ばっちり見つける事が出ましたが、今年はどうでしょうか。西オーストラリアの幻のお花の一つを是非探しに行ってみませんか?(福永)
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