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2010年5月

2010年5月28日 (金)

パエストゥム遺跡(イタリア)

Paestum2 イタリアの南部は、古代ローマの出現以前にギリシャ人達が盛んに入植しており、数多くの都市を築いていました。その一つがナポリの南に位置するパエストゥムです。

パエストゥムは紀元前7世紀頃に、ギリシャ人達の手によって形成された都市です。海に面していたので、当時からポセイドニア(海の神ポセイドンの都市)と呼ばれていました。今日まで残る壮大なドーリア式の神殿が建てられたのも古代ギリシャ人達がこの町を支配していた時代です。

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2010年5月19日 (水)

コルティナ・ダンペッツォ(イタリア)

Cortina1 イタリアにあってイタリアらしくない町、それがイタリア北東部にあるコルティナ・ダンペッツォです。オーストリア国境にも近いこの町は、歴史的にも長らく神聖ローマ帝国やオーストリアの支配下に置かれていたので、町の雰囲気もチロルの山里を思い起こさせます。

コルティナ・ダンペッツォは、海抜1,200mの高地に位置し、人口は約6、000人です。以前にご紹介したドロミテ・アルプスへの入口に当たる町でもあり、世界中から多くの観光客が訪れます。

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2010年5月14日 (金)

マデイラ島の月経樹林(ポルトガル)

Raurisilva この霧がかった森は、ヨーロッパ大陸の最西端にあるポルトガルから南西に約1,000km、大西洋上に浮かぶマデイラ島の風景です。この森は現地の言葉でラウリシルヴァと呼ばれる月経樹の原生林です。

マデイラ島が15世紀にエンリケ航海王子に発見されるまで、ヨーロッパ人によって認識されておりませんでした。そしれ発見された後も本格的な入植はなかったので自然が今日までよく残されています。

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2010年5月12日 (水)

バッサーノ・デル・グラッパ(イタリア)

Bassano 今日紹介する町は、イタリア北東部の山の麓に位置する小さな町バッサーノ・デル・グラッパです。ヴェネツィアが州都のヴェネト州に属し、ヴェネツィアからは車で1時間強の距離にあります。古代ローマ本国の北の国境であったルビコン川の北に位置する事もあって、紀元前の歴史らしい歴史はありません。中世に入って少しずつ町が形成され、農業や工業で中規模の都市国家に育ちました。ナポレオンがアルプスを越えてイタリア半島を侵略した際には、ナポレオン自身がこの町にしばらく滞在していた程です。

しかし、近代に入って第一次世界大戦を迎えると、バッサーノ・デル・グラッパは激戦地となり、多くの建造物が失われました。また、現在の町の名の由来でもあるグラッパ山において数千もの兵が命を落としました。その記憶を留める為に、バッサーノ・ヴェネトと呼ばれていた町は、バッサーノ・デル・グラッパに改名しました。この時のイタリア軍には著名な作家が従軍していました。

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2010年5月 4日 (火)

クノッソス宮殿(ギリシャ/クレタ島)

Knossos1_3 ギリシャのエーゲ海に浮かぶ島々の中でも最南端に位置するクレタ島。四千年にも及ぶギリシャ文明の歴史の中でも最も古い歴史を有するのがこの島です。

東西に長いクレタ島はエーゲ海最大の島であり、紀元前2,000年前頃から既に文明が成立していた小アジア(現在のトルコ)やエジプトから比較的近い距離にあったのでギリシャでいち早く文明が成立したのもごく自然と言えるかもしれません。

そのミノア文明の象徴ともいえるのがクノッソス宮殿です。

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