« バッサーノ・デル・グラッパ(イタリア) | トップページ | コルティナ・ダンペッツォ(イタリア) »

2010年5月14日 (金)

マデイラ島の月経樹林(ポルトガル)

Raurisilva この霧がかった森は、ヨーロッパ大陸の最西端にあるポルトガルから南西に約1,000km、大西洋上に浮かぶマデイラ島の風景です。この森は現地の言葉でラウリシルヴァと呼ばれる月経樹の原生林です。

マデイラ島が15世紀にエンリケ航海王子に発見されるまで、ヨーロッパ人によって認識されておりませんでした。そしれ発見された後も本格的な入植はなかったので自然が今日までよく残されています。

Raurisilva2 かつて地中海沿岸にはこのような月経樹林の原生林が広範囲に渡って広がっていたそうです。しかし、気候の乾燥化が進み、また人間の進出によってそのほとんどが失われました。現在この月経樹の原生林が残されているのは、マデイラ島と同じポルトガル領のアソーレス諸島、そしてスペイン領のカナリア諸島の一部に残されるのみです。

Raurisilva3 世界遺産にも登録されているマデイラ島の原生林は、主に山間部に広がっています。雨が多い亜熱帯気候のおかげで木々は今も元気に暮らしています。冒頭の写真のように霧がかっている事も少なくありません。月桂樹は古代より聖なる木として信仰されてきました。また、薬用にも用いられ、今日では料理の一般的な香辛料としても利用されています。

太古の聖なる森で深呼吸してみませんか。(福永)

ポルトガルのツアーはこちら

|

« バッサーノ・デル・グラッパ(イタリア) | トップページ | コルティナ・ダンペッツォ(イタリア) »

国:ポルトガル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« バッサーノ・デル・グラッパ(イタリア) | トップページ | コルティナ・ダンペッツォ(イタリア) »