« グアダルーペ(スペイン) | トップページ | アオスタ(イタリア) »

2010年6月 8日 (火)

カルダス・ダ・ライニャ(ポルトガル)

Caldas1 ヨーロッパの町を歩く時に歴史ある教会や美術館、博物館を巡るのも良いですが、市場を訪れてみるのも良い体験でしょう。地元の人の生活にも密着した市場を訪れてみる事で、同じ目線でその町の魅力を味わう事が出来る事も少なくありません。今日紹介するカルダス・ダ・ライニャの市場もそんな市場の一つです。

ポルトガル中部にあるカルダス・ダ・ライニャは、15世紀に王妃によって建設された町です。近場から温泉が涌いていて、その効能に着目した王妃が温泉療養の為の施設を築いたのが、この町の起源と言われています。

Caldas2 現在では陶芸や彫刻なども盛んで、ポルトガルでも指折りのアートな町の一つです。

そんなカルダス・ダ・ライニャの町の名前を有名にしているもう一つの理由が、この町で開かれる朝市です。朝市は、毎日町の中心であるレプブリカ広場で開かれ、朝市と言いつつ、昼過ぎの2時くらいまではだいたい開いています。

Caldas3 市場の中心は、地元で取れた新鮮な野菜や果物。所狭しと並ぶ屋台に地元の人達が買物に詰め掛けています。同じ種類でも日本と形が違う野菜や果物もあり、また花屋も含めて非常に彩りが豊かなで、訪れる者の目を楽しませてくれます。値段ももちろん安いです!残念ながらお土産にはしにくいですが・・・。左上の写真は初めてのおつかいでしょうか。

ポルトガルの食事は日本人の口にも合うと言われておりますが、そのポルトガルの台所を支える市場の町に立ち寄る機会がありましたら、じっくり品定めを行ってみて下さい。(福永)

ポルトガルのツアーはこちら

|

« グアダルーペ(スペイン) | トップページ | アオスタ(イタリア) »

国:ポルトガル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« グアダルーペ(スペイン) | トップページ | アオスタ(イタリア) »