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2010年4月 6日 (火)

ミャンマーの水掛け祭り

Blogtemplate_5  ミンガラバー!来週の13日からミャンマーで水掛け祭りが行われます 。ミャンマーは多民族国家で、民族によって様々な祭りがありますが、国民の85%近くが仏教徒なので仏教関係の祭りが多いです。例えば、パオ族のカッグ遺跡祭り・インダー族の筏祭り、ビルマ族のアーナンダ寺院祭り(バガン遺跡)・シュエジーゴンパゴダ祭り(バガン遺跡)などです。その中で人々が最も盛り上がって参加する祭りの一つが水掛け祭りです。4blogtemplate
祭りはミャンマーの伝統暦によって日数が違います。今年は4月の13日(火)から16日(金)にかけて行われます。水掛け祭りはミャンマーだけではなくタイやラオスなど他の東南アジアの国々にもありますが、国によって習慣が少しずつ違うようです。

この水掛け祭りは11世紀頃のビルマ族の王朝時代から行われてきたと言われています。熱帯の国であるミャンマーは毎年4月に入ると気温が40度近くになります。ある地方では40度を越えるところもあります。昔のビルマ族がその4月の暑さをやわらげるために行ったと言われています。又、水掛け祭り終了の翌日は新年ですので、お互いに水をかけ合って新年の為に汚れを落すという意味もあります。
ミャンマーの水掛け祭りは、かける人は自分の家の前に水桶などを準備し、カップを持って家の前を通る人々にかけて遊びます。殆どの家が揃ってかける準備をするのでとても賑わいます。自分が好きな女の子がいる家の前まで行ってかけてもらったりする人もいます。家を出ると5分も経たない内にぬれてしまいます。高校生ぐらいになると水をかけるより、かけてもらう為に自転車やサイカー(自転車の横に備え付けた三輪車)などで出かけて遊びます。又、水のカップを持ちながら歩き回ってお互いに水をかけ合います。ミャンマー人は普段はロンジーという腰巻を着ますが、水掛祭りになると殆どの人が格好良くするためにジーンズなどを着ます。祭りの時に着るジーンズを買う為に毎日の小遣いを貯めている子供もいると思います。ヤンゴンやマンダレーのような大きな町の若者は一日中車を貸し切り皆で歌を唄い合って遊びに出かけます。珍しいことに水で濡れっぱなしの服を一日中着て遊び、それが4ヶ日間ぐらい続いても風邪を引いたりする人はあまり聞いたことはありません。
Blogtemplate_4 大きな町には水掛け祭りの会場が設けられ、同じ色や模様の洋服を着て、水掛け祭りの独特な踊りをする女性たちもいます。会場の左と右には水をかける場所があり、写真のようにホースなどで水をかける人もいます。
水掛け祭りの期間と翌日の新年の日は全国的に休日になります。休日が少ないミャンマー人にとって水掛け祭りの休日はとてもラッキーに感じます。その期間に仏門に入る人、パゴダや僧院などに行って説教を受ける人もいます。又、町にいる70代や80代のお年寄りを市民会館などに招待し、爪を切ってくれたり髪を洗ってくれたりする式などもあります。70代からのお年寄り全員に市民の寄付品を抽選してあげるイベントなどもあります。Blogtemplate_3
ミャンマーの水掛け祭りは4日間ぐらいの短いものですが、その間に人々は楽しんで、功徳を施して、恋をして、遊んで、人の為に役に立つなど、たくさんのことができる期間です。

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