« 軽食「ブーティーチョー」 | トップページ | 水掛け祭りの「モロンヤェポー」 »

2010年4月13日 (火)

朝食ナンバーワン ~モヒンガー

ミンガラバー!今日はミャンマーの朝食ナンバーワンをご紹介します。Htlmhgblogtemplate
麺とスープの朝食です。モヒンガーといいます。「モ」は米の麺のことで、「ヒンガー」はスープのことです。ラーメンのような麺とスープを混ぜて食べる食べ物で、ミャンマー人の9割以上が好きな伝統的な朝食です。
材料はナマズに似た魚、豆、バナナの幹の芯、小さい玉ねぎ、卵、パクチー、トウガラシ、麺(そうめんのようなものですが、米から作られています)などです。モヒンガーの中にブーティーチョーや色々なアチョーを入れて食べるとベストです。

Mhgshopblogtemplate ミャンマーでは主に朝食として食べますが、現在は夕方の軽食として食べる人も多くなっています。モヒンガーは店によって味が違い、ヤンゴンやマンダレーのような大きな町にはもっと美味しくなるように入れる材料を増やし、最近はココナツを入れる店まであります。地方の場合は材料はあまり手に入らず、魚、豆、バナナの幹の芯しか入れませんので町の味と田舎の味はかなり違います。最近は「町のモヒンガー」と「田舎のモヒンガー」というふうに呼ばれるようになりました。町の人が田舎の方に行くと変わった田舎のモヒンガーを食べ、田舎の人が町に行くと田舎とは違う町のモヒンガーを食べます。美味しいモヒンガーの店があるといくら遠くても食べに行く人もいます。外国に住むミャンマー人のために作ったモヒンガーの保存食品もあります。Mhg2blogtemplate
 モヒンガーは朝食だけではなく、結婚式や得度式などのめでたい儀式などをはじめ、お葬式などでおもてなしの料理にもなっています。私の姉や兄の結婚式などにもモヒンガーでお客様をもてなしました。モヒンガーの話をしている内に食べたくなってきました。
今週末の休みに作ってみます。うまくできたら、作り方を詳しくご紹介します。

|

« 軽食「ブーティーチョー」 | トップページ | 水掛け祭りの「モロンヤェポー」 »

食べ物・飲み物」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
モヒンガーの作り方を検索していてたどり着きました。
つい2週間ほど前にミャンマーに行き、各地を回った後ヤンゴンにて水掛け祭りに参加しました。
あまりの楽しさに今でもミャンマーが恋しいです。特にミャンマーで食べたご飯はミャンマー料理から中華からイタリアンまで、全部おいしかったです
モヒンガーもかなりはまりまして、どうにか作れないものかと苦悩中です。
おいしいモヒンガーのレシピがアップされるのを楽しみにこれからもブログ見にきます

投稿: tiki | 2010年4月27日 (火) 17時40分

tiki 様、ローリー 様、

こんにちわ!
コメント有難うございます。
この前、モヒンガーを作ってみましたが、うまくいきませんでした。日本にある材料でうまく作れたら、レシピをアップします。楽しみにしていてくださいね。

日本語の漢字が外国人から見ると難しいということと同じですね。

投稿: キンキンテー | 2010年4月29日 (木) 12時41分

パクチー最初は避けていましたが3回食べるとハマります。モヒンガーは好みによってカラくしたり奥深い日本人もきっとはまります。

投稿: パオパパ | 2012年12月25日 (火) 20時47分

パオパパ様
はじめまして!コメントありがとうございます。
パオ村まで行かれましたか。素朴な風景とパオ族の優しい笑顔は訪れる人々を癒してくれると思います。
ロンジーも体験されましたね。おっしゃる通り回数を重ねることです。寒い時は体温で暖かくなり、暑い時は風通しがいいので、ミャンマー人には欠かせない民族衣装です。
ところで、私もパクチーが嫌いでしたが今は好きになりました。モヒンガーとは、とてもあいます。レーモンや唐辛子、パクチーが入ったモヒンガーは私の一押しです。

投稿: キンキンテー | 2012年12月27日 (木) 19時31分

この記事へのコメントは終了しました。

« 軽食「ブーティーチョー」 | トップページ | 水掛け祭りの「モロンヤェポー」 »