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2010年5月13日 (木)

バガン遺跡特集④ ~ バガンターと遺跡付近の村々 ~

Blogtemplate ミンガラバー!今日はバガンターと遺跡付近にある村々のことをご紹介します。ミャンマー語で「ター」は人で、バガン人という意味です。バガンは「オールドバガン」と「ニューバガン」という2つの地域に分かれています。1990年代迄は、バガンターたちは遺跡の近くに家を建てて住み、真剣な仏教徒として生活してきました。その後、遺跡を守るという国の政策で、現在ニューバガンと呼ばれる遺跡と離れた所に移転して住んでいます。オールドバガンには11~13世紀頃のバガンを代表するパゴダがたくさんあります。
遺跡の近くには、いくつかの村もあります。村の周辺は古いパゴダの姿や、ヤシの屋根しBlo か見えない、なにもない素朴な風景です。村には、手動で機を織っている、おばあさんや子供たちがいて、誰の家でも入ったら(知らなくても)、お茶やお菓子が出されます。お菓子と言っても、村の人たちが栽培しているピーナツが多いです(バガンは乾燥地帯なので、お米の栽培ができず、豆類、綿、ナツメなどを栽培しています)。「どこから来ましたか」という話から始め、あっという間にお互い仲良くなり、色々な会話をして、なかなか家を出ることができません。村の訪問に行く前は、お昼の暑さを気にするかもしれませんが、意外にもヤシの屋根の涼しさが気に入り、温かいお茶とピーナツの味がよくあって、とても美味しいです。何度も行くガイドの私でもお客様をご案内する度に、楽しくなります。

Blogtemplate_2 村には、昔からの農業をやり続けている人もいれば、レストランやホテルの従業員、観光馬車やバスの運転手、パゴダの発掘・修復の仕事などの職に変わっている人もいます。農業の傍ら観光客向けのお土産品の売店を経営している人もいます。子供たちも学校が終わった後や、夏休みの時に遺跡のハガキなどを観光客に売り、家計を助けています。微笑む顔で近付いてくる子供たちを見て、特に用もないのに買ってしまうお客様も多いようです。子供たちはいくつかの外国語の数字を話し、どこの国のお客様なのかを見分けて、ハBlogtemplate_3 ガキを売りに近づいてきます。日本語で声掛けられて日本語できるんだと思ったら、イタリア人のお客様にはイタリア語で声掛けてハガキを売っている姿を見ると「すごい!」と思うお客様も少なくはありません。相手と会話が出来始める頃の5、6歳ぐらいの子までハガキを手にぶら下げて観光客に売ろうとして親の手伝いをする姿を見ると、私も見習いたくなります。
私はヤンゴン生まれで、いつも学校、仕事などで毎日忙しい街に暮らしていました(今は日本ですが!)。ガイドの仕事でバガンにお客様をご案内する度、仏教を熱心に信じ、この遺跡に生まれてきたことを誇りに思って、素朴な毎日を幸せに暮らしているバガンターたちと会うのが、最も好きです。

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