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2010年7月20日 (火)

インレー湖特集⑤~ 「ガーペーチャイン」の輪くぐり猫~

Blogtemplate  ミンガラバー!今日はインレー湖の水上僧院「ガーペーチャイン」をご紹介します。
 この僧院は入口が5つありますので、「ガーペーチャイン」と呼ばれています(ガーペーは5つの入口、チャインは僧院)。インレー湖周辺で最も大きな僧院ですが、お坊さんの人数は少なく、3~5人ぐらいしか修行していません。ミャンマーではお坊さんは毎日托鉢して食事を召し上がるのが普通ですBlogtemplate_2が、ボートで托鉢するのは大変なので、村の人たちが毎日食事を交代で送ります。
 「ガーペーチャイン」は200年前に造られたと言われ、浮島の上に建てられた木造(チーク材)の僧院です。先週、ご紹介した「水上パゴダ」と同じく、イギリス植民地時代に爆弾などで壊されないように、又、シャン民族の仏教遺産を保護するために当時のえらい人たちがそれぞれ保管していた仏像などを一ヵ所に集め、この湖に移ったようです。僧院の柱やBlogtemplate_3 床などは当時の宮廷などのものが使われたと言われ、今でも柱や天井には金箔の部分が残っています。又、様々なデザインとサイズの仏像や仏壇などがキレイに祀られ、特に仏壇などは鉄で細かくキレイに作られています。これは、バガンヤンゴンでは見られないシャン民族の特有のものです。

 ガーペーチャイン僧院を紹介する際、僧院の人気ものの「かわいい猫たち」を紹介しな Blogいわけにはいきません。猫たちは「ジャンピング・キャット」という名でも知られています。ミャンマーの僧院では、のら猫やのら犬が、たくさんいます。ガーペーチャイン僧院にも、たくさんの猫たちが住みついています。猫たちは訪れる観光客に特技の披露をしてくれます。それは、サーカスのように小さい輪をジャンプして、くぐることです。芸をした後、お坊さんから ご褒美として子エビや子魚などを食べさせてもらえます。それは、猫たちの毎日の夕食のかわりにもなっています。Catblogtemplate時々、観光客が多く、お腹が一杯になっていると、いくらエサを見せても、気にしてくれず、輪をくぐってくれません。そういう時は、僧院のどこかで居眠りをしている、かわいい猫たちです。 
 ガーペーチャイン僧院はインレー湖の人気観光スポットになっているのも、このかわいい猫たちのおかげかもしれませんね。

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