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2010年8月 3日 (火)

チーク材の名建築 ~ 「シュエヤンピェー僧院」

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 ミンガラバー!8月に入りましたね。7月はインレー湖特集でしたが、8月はシャン州のその他の見所を紹介していきたいと思っています。さて、今日はインレー湖からバスで30分ぐらいのところにある「シュエヤンピェー僧院」をご紹介します。
 シュエヤンピェー僧院は19世紀頃にシャン族の大領主によって建てられました。当時、大領主はシャン州を訪れたイギリス植民地政権の方たちと面会した場所を記念館とし、また戦争をなくして平和になりますように、という思いで造ったようです。建物の名前も平和の意味で、「ヤンピェー」と付けられました。「シュエ」は「ゴールド」で、ミャンマーにあるパゴダや僧院などの殆どの名前に付くLastblogtemplate言葉です。すぐ近くにパゴダがあり、今では、周辺にある村々の信仰の象徴になっています。
 ミャンマーでは質のいいチークは高級品です。王朝時代や植民地時代にはお金があっても、自由に買えませんでした。貴族やイギリス人だけが購入する権利を握ったようです。王様や貴族が住んでいた建物などはチークででき、彼らが造った僧院なども同様でした。植民地時代になると殆どのチークはイギリス人によって外国に輸出されました。残念なことに、建物の保存がうまくいかず、壊れてしまったものも多く、現在、残っている建物の数はとても少なくなっています。その為、昔の建物を保存し、その良さを現代の人々に伝える為、見学だけできる建物もあります。

Blo  現在、僧院として使われているシュエヤンピェー僧院も建物全体がチーク材でできており、良く保存されている建物の中の一つです。僧院には2~5人のお坊さんたちと10~30人ぐらいの小僧たちが修行しています。小僧の中には、孤児の子供たちも入っています。小僧たちは、毎日パーリ語(仏教用語のサンスクリット語)をお坊さんたちに教えてもらい、熱心に勉強しています。
 毎日の食事のために、周辺にある村々へ托鉢に出かけます。殆どは農民たちですが、お坊さんたちの毎日の食事や生活必需品を寄付して支えています。シュエヤンピェー僧院はインレー湖に向かう時、よく写真ストップで立ち寄る場所ですが、最近、僧院の中を訪れてみる観光客も多くなってきているようです。小僧たちの素顔と懸命に勉強している姿に感銘を受けた観光客の中には、寄付金を納める人もいます。
 僧院の中には、インレー湖にある「ガーペーチャイン」僧院と同じく、シャン領主たちが保管していた仏像や仏壇などがあります。当時の建物を保存して現在まで使われている「シュエヤンピェー僧院」はシャン州の昔の名残を感じることもできる場所ではないかと思います。皆様も、インレー湖を訪れる際は必ず寄ってみてくださいね。

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