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2010年8月19日 (木)

日本もミャンマーもお米の国

003blogtemplate ミンガラバー!
 昨日、先輩に「今日、何の日か知っている?」と聞かれました。カレンダーには記載がなかったので、戸惑っていたら別の先輩が「今日(八十八)はお米の日だよ!」と教えてくれました。ミャンマーには「お米の日」はありませんが、「農民のBlogtemplate日(3月2日)」はあり、祝日です。
 ミャンマーの稲作は昔は年に1度でしたが、今は二毛作の地域もあるようです。お米は毎年5月の下旬ぐらいに栽培し始め、10月頃に収穫します。ミャンマーのお米の生産の1位は「エヤワディー管区」です。エヤワディー管区はベンガル湾岸に面していて、年間雨量も多く、お米の栽培に最も適します。又、エヤワディ管区はデルタ地帯になっているのも、1つBlogtemplaの理由かもしれません。
 ミャンマーでは、農業用の機械などは高額なので、一般の農民にはあまり普及していません。そのため、殆どは手作業です。農民たちにとって「牛」は欠かせない働き手です。つまり、恩人なので、ミャンマー人あまりは牛肉を食べません。又、牛が亡くなった場合でも人間と同じく土葬にしたりします。

Blogtemplate_3 ミャンマーでは、お米は「キロ」単位ではなく、専用の容器で売られています。お米の種類によって値段が違いますが、1ピィー(2キロぐらい)は3,000チャット(300円)ぐらいです。1エィ(50キロ)は4万~10万チャット(4千~1万円)ぐらいです。Mohinngablogtemplate値段が安ければ、安いほど、皮付きの稲穂が混ざっている のが多く、炊く前に皮付きの稲穂を選び出して、鳥のえさにします(私が子供の頃、嫌がった毎日の作業でした)。
 ミャンマーの主食はお米で、1日3回です。又、おやつ類の「モヒンガー」や「揚げ物」などの材料もお米が多いです。熱帯地域なので、ご飯と一緒に食べるおかずを少し濃くして食Blogtemplate_2べるのが、一般的です。粘り気があるお米と、ぱさぱさしたお米など種類が色々ありますが、ぱさぱさのお米を好きな人 が多く、タイ米も人気があります。ミャンマーではシャン州で栽培しているお米は最も美 味しいと言われ、「日本のお米と似ているよ」とお客様によく言われました。Blogtemplate_4
 ミャンマーにいた時、おかずがメインだったので、毎日食べる白いご飯自体が、美味しいかどうか意識したことはありませんでした。でも、日本で生活し、時々卵かけご飯や、味噌汁と白いご飯だけを食べる時もあり、日本のお米の美味しさを実感しています。今は、新潟のコシヒカリが大好きです。

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