師走の日本
ガイドをしていた時、「今のミャンマーは30~40年前の日本とよく似ているよ!」と、お客様に言われたことがありました。実際、日本に暮らしていると、その通りだなあと思ったことも時々あります。例えば、年末年始には餅を入れた雑煮や、年越しそばを食べる習慣などです。
ミャンマーの元旦は、水掛け祭の次の日(4月の中旬ぐらい)です。水掛け祭~元旦の日の間には、餅を使った「モロンヤェーポ」を食べ、又、運命がよく伸びるようにという思いでビーフンを炒めて食べたり、近所に配ったりする習慣があります。
又、10月(暦によって11月になる場合もあります)頃になると、「満月の火の祭」が行われ、お釈迦様が天国から降りてくる期間(3日間ぐらい)になります。その3日間の間に、ロウソクに火をつけて、お釈迦様にお供えします。祭りの間は、殆どのパゴダはロウソクの光で夜遅くまで輝いています。満月の火の祭りにあわせて、親や学校の先生、上司などに、「これまで、何か悪いことを起こしてしまいましたら、許してください」という思いと、「これまで、お世話になり、有難うございます」という思いを込めて謙虚な気持で、手を合わせて拝む習慣もあります。これは、私には日本の年賀状の文化と似ているような気がします。
日本とミャンマーの文化の共通点はまだまだたくさんあると思います。これからも、少しずつご紹介していきたいです。
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