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2010年12月28日 (火)

お湯がとってもありがたいです

Sino2blogtemplate  ミンガラバー!
 最近、冬晴れの寒い日々が続いていますね。ミャンマーも例年より、日常の気温が下がり、涼しいそうです。とは言っても、南部(ヤンゴン)の気温は18~25度ぐらいですが、現地の人たちは「寒い!」と感じているようです。
 ところで、私も来日してから、お湯を浴びるようになりましたが、ミャンマーでは、お湯で体を温める(お風呂に入る)習慣などは、ありません。普通は、上半身ぐらいまでロンジーを巻いて、水壺からカップで水をとって、体に濯いて浴びるだけです(シャワーと似たような感じですが)。ミャンマーにいた時、寒い季節(11~2月頃の乾期)になると、冷たい水で水浴びすることをいつも辛く感じました。夏は、太陽の暑さで暖かくなっている水、乾期の寒い時は、外の空気で冷たくなっている水で浴びるのはミャンマーの人にとって普通です。

 南部の暑い所で生まれてきた私は、ガイドをする時まで、温泉を見たことがありませんでした(聞いたことがありますが)。ビルマ語では、温泉を「ヤェプーサン(ヤェ=水、プー=熱い、サン=泉)」と言います。温泉に入ったのも、来日してからの初体験でした。ミャンマーの北部や東部(シャン州)などには温泉がありますが、卵をゆでることぐらいにしか、使っていないところが多いようです。
 シャン州のような寒い地域の殆どの人は、朝早く起きて、冷たい水で水浴びをします。水浴びをしないと、体がもっと寒くなり、仕事ができないので、冷たい水でも、水浴びを体を暖かくするように言われてきたと聞きました。そうすると、体が暖かくなり、居心地が良くなるそうです。そういえば、お正月に裸で海に入る日本の人たちをテレビで見たことがあります。
 私の呟きをご覧になって、ミャンマーを訪れる予定の皆様、心配しないでくださいね。観光客用の宿泊施設(ホテルなど)には、バスタブ(ある地域を除く)が付いています。湯もたっぷり使えます。

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