お正月の祈り
ミンガラバー!
東日本大震災も一ヶ月を過ぎましたが、原発の問題などで被災地の多くの方は自分の家の跡も探すことができず、避難所で毎日を過ごしています。いつ、自分の家に戻れるかも確実には分からない状況の中で、余震が毎日続いています。プライベートがなく、お互いの壁がないと訴える方もいるようです。東京では、一般の家庭から会社やスーパー、デパート、駅などまで節電に協力しているおかげで、東京電力の 停電は最近見送られています。その一方、被災地では断水や停電などが続いているようなので、申し訳ない気持ちがいっぱいです。入社式に行くのに避難所で髪を洗えないため、浴場のお風呂に入った女の子をテレビで見た時、胸が痛みました。
母国では日本の援助で小学校が設立でき、勉強している子供たちや病院で日本人のお医者さんに治療を受けている人たちがたくさんいます。そのように様々な場面で日本の援助を受けて日常生活を送っている人たちがたくさんいます。また、ミャンマーでは2008年のサイクロンを経験し、今の東北の皆さんのことを同じ気持ちでいる人たちもたくさんいます。
ミャンマーで、昨日(4/13)から「水掛け祭り」が始まりました。水掛け祭りは4月16日に終 了し、次の日が元旦です。元旦に、人々はパゴダに行ってブッダにお祈りを捧げます。もちろん、今の日本とミャンマーの状況が違いますが、にっぽんへの恩返しとして、元旦(4/17)にはパゴダでお祈りしてくれると思います。私も、17日(日)には家の仏壇にお祈りします。余震も早くおさまり、元の元気 で安全ななにっぽんに戻れますように。また、3月24日にM7の地震で被災したミャンマーシャン州の東部地域の皆さんも元気で幸せな元の生活に戻れますように。
PS:在日ベルギー王国大使館とベルギー観光局ワロン・ブリュッセルは、東日本大震災で被災した子供たちへの寄付を目的とする「ベルギー チャリティーマーケット&イベント」を4月23日(土)に開催します。お時間がありましたら、皆様もどうぞ参加してみてくださいね。
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