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2011年5月

2011年5月31日 (火)

屋台の公衆電話

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ミャンマーでは国産の食糧などの生活必需品は安価だと思いますが、外国製や、携帯電話、自動車などはとても高価です。今回は、ミャンマーの「高価な電話」のことを少し紹介します。
日本では、固定電話とファックスはどの家にもあり、携帯電話と言えば、小学生でも持つのは当たり前という時代ですね。最近では、東南アジアでも携帯電話は流行していると思います。この前、アンコール遺跡で知られるカンボジアに行った時、シェムリアップの現地ガイドの殆どは携帯電話を持っていました。市内では携帯電話を販売する店をたくさん見かけました。ガイドさんに聞いてみると、携帯電話が以前よりも安くなってきて、今では日本と同様に無料通話などもあるそうです。それを聞き、カンボジアの近代化を実感して、母国のことを思い出しました。

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2011年5月26日 (木)

ミャンマーの学校制度

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今日は、ミャンマーの学校制度について少しご紹介します。

小学校~高校の新学期は、6月1日に始まり、次の年の3月までです。5・4・2の11年制度で、「0」から数えて「10」年生までの学年になります。就学年齢は6歳です。10歳に小学校、14歳で中学校、16歳で高校を卒業します(日本の高校1年生と同じですね)。それから、17歳で大学を入学し、21歳で卒業します(大学は4年、医学部は6年、工学部は5年間です)。
学校になじんでもらうため、5歳ぐらいに幼稚園を通う子も多いです(私も通っていました)。昔は小~高校、また幼稚園は国立が多かったです。最近では、幼稚園は公立と私立も増えてきたようです。幼稚園では、踊りや歌、仏教の拝み方などを教えます。
国立学校ですので、小~高校までの学費はあまり高くなく、テキスト代などを含めて年間2万チャト(2000円)ぐらいです。月~金の5日制で、授業は各科目45分ぐらいです。生徒数の多い学校では、午前と午後の2シップ制があり、半日授業となります。午前の授業は0700~1200時までで、次は1230~1700時までです(1日1シップの学校は0900~1500時まです)。休憩時間は各学校によって違いますが、普段は30~45分です。学校内に食堂やお菓子の店などがありますが、日本のように給食制度などはありません。

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2011年5月24日 (火)

6月から始まる新学期

Blog ミンガラバー!今日は、雨で少し涼しくなりましたね。例年5月に入ると、6月1日に始まる新学期のため、とても忙しくなります。小学校~高校までは毎年6月1日に始まります。新学期が始まる前にテキストなどが学校で販売されますので、前もって勉強する子もいれば、塾に通い始める人もいます。また、新しい制服を作ったり、シャン・ルェエイ(シャン・バッグ)などの準備でで忙しくなる人もいます。

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2011年5月19日 (木)

ビーチリゾート「ガパリ」

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今日は、暑い一日でしたね。日本では、夏になると、海を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。最近、かわいい水着などもデパートやスーパーでよく見かけますね。それら2blogtemplate を見かけ、今日のように暑くなると、私も海に行きたくなります。海に行った回数は少ないですが、青空と透明な水の素敵な海ばかりでしたので、大好きです。でも、泳げない私ですので、いつも海辺を歩いて楽しむだけでした。
ミャンマーには綺麗な海がたくさんありますが、今日は、ミャンマーが誇る最もきれいなビーチリゾートを少し紹介したいと思います。

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2011年5月17日 (火)

ミャンマーの暑い夏の過ごしかた

Tanakablog ミンガラバー!もう少し経つと、暑い日々が続く「夏」がやってまいります。今年の夏のことを心配している方が多いようで、節電グッズなども流行していますね。私は暑さより寒さが苦手なので、あまり心配はしていません(母国の夏より5~10度ぐらい気温が低い日本だからです)。
ミャンマーの夏の暑さのピークは4~5月の末ぐらいまでです。気温は毎日40度近く、又は40度を超えたりします。でも、カラッとした暑さで、日本のように湿度はあまり高くありません。10年前ぐらいから毎日と言っていいほど、停電も多いです。クーラーや冷蔵庫などの電気製品は高額ですし、停電のせいで、壊れやすいです。また、日本ではおかしいと言われますが、ミャンマーでは扇風機の風も体にあまりよくないと言われていますので、暑さをやわらげるためは、自然にお任せするしかありません。
どこに行ってもよく見かけるのは、「うちわ」です。どの家も、少なくとも5~10個ぐらいのうちわがあります。紙のうちわより、籐(とう)のうちわがもっと涼しく感じられ、長持ちもしますので、よく使われています。得度式や結婚式などでは、参加するお客様にプレゼントされるのも「うちわ」だったりします。

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2011年5月12日 (木)

大地震でも落ちなかった巨石

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昨日、ある新聞記事を先輩が見せてくれました。宮城県石巻市北上町にある釣石神社には合格祈願で有名な巨石があります。東日本大震災の時、神社の社務所や大鳥居、同地域の殆どが被害を受けたのにも関わらず、斜面に突き刺さったような不安定な状態に位置していたこの巨石は地震の揺れに耐えて崩落を免れたとのことでした。その上、合格祈願のために受験生が掛けた絵馬さえ落ちていなかったという記事を読んで、鳥肌がたちました。母国のチャイティーヨーパゴダを思い出したからです。

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2011年5月10日 (火)

手塚治虫のブッダ展

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先週末、東京国立博物館の特別展「手塚治虫のブッダ展」を見に行きました。以前、先輩に手塚治虫のブッダの本を読んだことは、ありますか?と聞かれました。ブッダの「漫画本」に戸惑った私に読んでみたらとすすめられたことが、きっかけでした。
特別展では、漫画「ブッダ」を中心に、ブッダの誕生から涅槃に入るまでの絵が分かりやすく展示されていました。ブッダの物語や説教の本などは、どの仏教国でもパーリ語や、サンスクリット語、またはそれぞれの国の言葉で、難しく訳されている思います。私にとても、子供の頃からなじんできたブッダの説法や物語でありながらも、違う国の言葉(日本語)では、なかなか理解できなかった時もあります。展覧会では、若者が多く、子供連れの家族もたくさんいました。簡単で要領を得た表現で訳されているのが、漫画「ブッダ」の特徴かもしれません。というのは、外国人の私でもとても分かりやすく感じたからです。

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2011年5月 6日 (金)

「母の日」に想う

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まだ、長い連続休日を楽しんでいる人もいるようですが、私にとっては、このゴールデンウィークはあっという間でした。今週の日曜日(5/8)は「母の日」ですね。私は、近所のスーパーで「母の日」の様々な商品を見かけると、遠距離の母親に贈りたくなります。Last12img_1043
ミャンマーでは、「父の日」や「母の日」などはありません。でも、年に一度(10月頃。ミャンマーの暦によって毎年の日にちは違います)に「ダディンジュ」という祭りが行われます。ブッダをロウソクやライトアップなどでお迎えする祭りです。夜になると、ライトアップで輝くパ ゴダが多いのですが、祭り中は、ロウソクの灯りで、パゴダや仏像がもっと輝くようにも見えます。祭りの日は祝日ですので、パゴダなどで時間を過ごす人が多いです。以前、ご紹Last3img_0639介した「タバウン満月祭」と同様に灯りでブッダをお迎えし、お供えする祭りです。
  ダディンジュ祭りにあわせて、と共に両親やお世話になった人に感謝する慣習があります。両親やお世話になった人たちに贈り物をし、手を合わせて床に膝をつき、額をその床 に付けて、謙虚な気持ちで拝みます(仏像やパゴダに拝むのと同じです)。贈り物は様々ですが、ケーキや果物、衣類などが一般的です。毎年、私は姉や兄と一緒にロンジーや布、又はお金などを贈りました。でも、膝を床に付け、頭を下げて拝むことが大切なので、贈り物などなくても、いいのです。

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2011年5月 2日 (月)

【共通テーマ】私の好きな山~憧れのマッターホルン~

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できれば、一度はどうしても行ってみたいと思っている山があります。写真や映像を見るたびに、どうしてもという気持ちが沸いてきます。その山はヨーロッパアルプスの代表とも言える「マッターホルン」です。あの切り立った独特の岩の形、Snowmontblogtemplate 周囲を寄せ付けない姿に憧れます。実は、頂上まで登ってみたいと思っていますが、高さ4,478mで、高山病対策とか岩登りの技術が必要と思われますので、私が登山するのには無理かもしれません。登山できなくても、その姿を眺めるためだけに行ってみたいと思ったのです。

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