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2011年6月

2011年6月30日 (木)

昔のことを語りかけてくれる「サガイン(インワ)鉄橋」

Blogtemplate ミンガラバー!今回は、マンダレーサガインに跨って造られた「サガイン鉄橋(インワ橋)」を紹介します。
1934年頃、イギリス軍によって造られたサガイン鉄橋は、約1kmぐらいの長さで、中央には鉄道が走っていますが、車も人も通過できます。マンダレーからサガインへ行くにはエーヤワディー川を渡らなければなりません。そのため、橋が造られてからは地元の人々にとって唯一の交通手段として、愛されてきました。
サガイン鉄橋から見えるエーヤワディー川の景色はとても素朴で、見る人を落ち着かせます。小船で行き来する地元の人たちの生活風景や、川遊びをする子供たち、又は向かい側のサガインヒルの白いパゴダなど、様々な景色が訪れる人々を迎えてくれます。

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2011年6月28日 (火)

サガインヒルの慰霊碑

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サガインヒルには、「日本人慰霊碑」もあります。
第二次世界大戦中、ミャンマー国内でイギリスや日本の兵士が、たくさん戦死しました。今では、当時の戦場であった町の殆どに、兵士たちのために造られた慰霊碑があります。サガインヒルの慰霊碑もその中の一つです。
サガインヒルの慰霊碑は、交通が不便な北部や、又インドとの国境付近の奥地などで亡くなられた兵士たちのために造られたそうです。例年8月ぐらいになると、普段の観光客に加え、全国の慰霊碑に訪れる観光客で賑わいます。サガインヒルの慰霊碑へはサガインそのものも観光地ですので、普通の観光客も行く人が多いようです。

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2011年6月23日 (木)

サガインヒルのお供え

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今日は、サガインヒルを少し紹介します。
国内外の観光客は、サガインと聞くと「サガインヒル」を思い浮かぶ人が多いでしょう。それは、サガインの町を一望できる唯一の丘だからです。
以前紹介した通り、かつてからサガインヒルは現地の人々にとって宗教的に、とても大切な場所でした。歴代の王や、偉い人たちはサガインヒルにたくさんのパゴダを造り、現在でも新しいパゴダや瞑想センターなどが造られています。サガインヒルの頂上には、「ソンウーポンニャシン」というパゴダがあり、14世紀頃、当時の有2blogtemplate 名な大臣によって造られたそうです。「ソンウー」は「一日の一番最初にブッダにお供えするご飯」という意味で、「ポンニャシン」は「造った大臣の名前」です。ソンウーポンニャシンパゴダの特徴は、造られてから現在まで、一足早くお供えをしようと思って、パゴダに着くと、仏像の前にお供えしてある湯気がまだ消えていないご飯があるということです(ブッダにお供えできる時間は早朝4時からです)。現地の人たちの話によると、今まで一日の一番最初にお供えすることができないのは、人間より先に神様がお供えするからだと伝えられています。

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2011年6月21日 (火)

「ありがとう」と言わない文化

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先週末の土曜日、NHKの「Rの法則」という番組を見ていました。高校生の皆さんに「幸せを感じる時」を尋ねる内容でした。人によって様々な答えが出てきましたが、その第4位は家族や友人に「ありがとうと言われた時」でした。
実は、母国では、家族や親戚、友人、仕事仲間の間で「ありがとう」という言葉はあまり使われていません(初対面の人やあまり付き合いのない人にお世話になった時はもちろん言いますが)。それは、日本人から見ると少し変に思われるかもしれません。ミャンマーではお互いに助け合ったり、親切にしたりするのは、当り前のようなことですので、親しい付き合いの中や身内での「ありがとう」は、お互いによそよそしさを感じさせる言葉だと一般的に思われています。本当の友人なら「ありがとう」は言わないという人もいるようです(去年、帰国した時、付き合ってくれた友人に「ありがとう」と言ったら、変な顔で見られました)。

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2011年6月16日 (木)

白い仏塔「カウンムド」

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今日は、サガインの有名なパゴダ「カウンムド」をご紹介します。
1636年頃、サガインの隣にある古都インワに王都ができましPikapikablogtemplateた。その記念として王様が造ったパゴダが「カウンムド」です。カウンムドは「良い功徳」という意味です。仏塔の高さは 46mぐらいあり、丸っぽい形をしていて、その一周はなんと100m以上もあるそうです。ガラスモザイクできれいに飾られた4つの礼拝堂があり、17世紀頃のビルマ王朝時代のガラ スモザイクを見学できます。

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2011年6月14日 (火)

「雀の家」

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「ヤンゴン」「マンダレー」などに行くと時々このような風景を見かけます。
畑がたくさんある田舎には鳥の餌は豊富ですが、町には建物が多く、鳥の餌は乏しいので、町の殆どの家庭は家の屋根や壁にすずめのための小さな家をかけて稲穂を置いたり、玄関の前でお米をまいて餌をやったりします。週末の土日曜日には小遣いのために稲穂を売りに来る子供達もいます。

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2011年6月 9日 (木)

ボランティアお掃除隊

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今日は、1枚の写真を紹介します。ヤンゴンにあるシュエダゴンパゴダでの「ボランティアグループの掃除の写真」です。写真に写っている風景は、たまたま撮っていた時の風景ですが、どこのパゴダでもよく見かける風景です。
ミャンマーではパゴダや僧院、お寺などは個人のものではなく、皆のものです(皆の寄付金で出来ていますので)。大きなところには管理人を雇用したりしますが、ボランティアで働く人も多いです。パゴダでボランティアで働くのに男女、年齢、団体、個人など関係ありません。最近では仕事の帰りに寄って参加する若者も多いようです。
それは、生まれ変わることや、死後について心配するミャンマー人が多くいるからかもしれません。ミャンマーでは、幼い頃から祖母や周りからブッダの物語などが教えられ、仏教徒ならではの死後に対する思いも少しずつ深くなり、来世のことを気にする人が多いです。できる限り、寄付をしたり、パゴダや僧院の役に立とうとします。パゴダのお掃除もその一つです。

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2011年6月 7日 (火)

占いで決める王都

1blogtemplate ミンガラバー!「古都サガイン」は400年間以上の間、その期間は短かったですが、2度にわたって王都として栄えました。
100をこえる少数民族の王朝もそれぞれの州で統治しましたが、ビルマ王朝には及ばずすぐ絶えてしまいました。人口の半数以上を占めるビルマ人の王朝の王都は歴史的に国土中央部に置かれました。マンダレーサガイン、インワ、バガンはミャンマーの中央部にあるので、全国を統一できるため重要な場所だと考えられたのかもしれません。
ミャンマーでは、かつての王朝時代から、王族を含め宮廷の人から一般の庶民まで、占いを信じてきました。今でも行事や、めでたいことを含め一般的な得度式、結婚、出産、仕事、転勤など様々な人生の節目において、必ずと言っていいほど占ってもらいます。現在では、よく当たると言われる有名な占い師であれば、いくら遠くても行く人がいます。占いを信じる人は女性の方が男性より多いようです。
当時の王朝も王都を決める時は星座や様々な方法で占ってもらい、最終的に王都を決めたと伝えられています。王都を移すような大事なことまで占ってもらうことは、外国の人から見ると不思議に思われるかもしれませんが、母国では当たり前のようなことです。今では、ミャンマーの一つの文化のようなものでもあります。

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2011年6月 2日 (木)

2度も都が築かれた古都~「ザガイン」

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今日からまたミャンマーの観光名所を紹介していきたいと思います。今回は、古都マンダレーの付近にある「サガイン」です。
サガインはマンダレーからバスや車で45分ぐらい行ったところにあります。サガイン管区の首都で、中でも最も大きな街です。首都とは言え、静かな街で、殆どの市民は家業で生活しています。サガインの街の名産品はシルバーとトウの製品、またはタナカーです。サガインには僧侶と尼さんの僧院が多くあるので、それらの瞑想センターに修行するために全国からの人が集まってきます。

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2011年6月 1日 (水)

【共通テーマデー】夏の思い出~涼しいノルウェーより~

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ミャンマーでは学生の夏休みは各学年の最終試験が終了する3月頃から~次の学年が始まる6月までのことですが、働いている人には夏休みや冬休みなどはありません。年に最も長い休暇をもらえるのは、1年で最も暑い時期である4月の「水掛け祭り」の時です。ミャンマー人にとって、夏の思い出というと、言うまでもなく「水掛け祭り」です。私にも水かけ祭り以外懐かしく思えるほどの夏の思い出などはありませんでした。日本に留学し、ユーラシア旅行社でいていると、パンフレットを見たり、先輩たちの話を聞いているだけで、世界中への旅に出てみたいと憧れます。

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