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2011年6月14日 (火)

「雀の家」

1blogtemplateミンガラバー!
「ヤンゴン」「マンダレー」などに行くと時々このような風景を見かけます。
畑がたくさんある田舎には鳥の餌は豊富ですが、町には建物が多く、鳥の餌は乏しいので、町の殆どの家庭は家の屋根や壁にすずめのための小さな家をかけて稲穂を置いたり、玄関の前でお米をまいて餌をやったりします。週末の土日曜日には小遣いのために稲穂を売りに来る子供達もいます。

ミャンマーには稲穂が混ざっている米類が多いので、お米を炊く前に稲穂を取らなければなりません。その時、取っておいたものを鳥にやったりもします。私も、ミャンマーにいた時は米の中から取っておいた稲穂をすずめの餌として家の前によくまいていたのを思い出します。
2blogtemplate左の写真では、ポートゥードーは自分の食事を少し残して、ハトに餌をやっています。そのようなことも僧院などだけでなく、一般の家庭でもよくやったりします。
生きているものを大切にする。それらの風景はミャンマー人の日常生活の一つの場面でもあります。

PS:6月6日~7月17日まで、tv asahiの「世界の車窓から」番組で『ミャンマー ~鉄道で巡る神秘の国』が放送されるそうです。お時間のある方はご覧くださいね。

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