2度も都が築かれた古都~「ザガイン」
実は、サガインは14世紀頃のシャン族の王都でした(1315~1364年頃)。1364年には、隣の街「インワ」に王都が移りました。その後、ビルマ王朝の王都は不安定な状況で全国のあちらこちらに移されましたが、1760年になると、再びサガインに王都が移りました。その2回の王都の間に、王様たちはサガインヒールやその近くにたくさんのパゴダを建てました。当時のパゴダの数は1000基以上あったと言われています(今では、100基ぐらいしか残っていません)。サガインヒールのあちらこちらに見られるそれらの白いパゴダは訪れる観光客を魅了しています。
サガインは、今まで紹介した古都バガンやマンダレーのように見どころはそれほど多くはありませんが、ユニークな姿のパゴダや大きなサイズのパゴダ、眺めのいいサガインヒール(丘)、静かで素朴な街風景、僧院などが観光客に人気の観光箇所になっています。では、次回から少しずつ紹介していきますので、お楽しみにしていてくださいね。
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