サガインヒルの慰霊碑
ミンガラバー!
サガインヒルには、「日本人慰霊碑」もあります。
第二次世界大戦中、ミャンマー国内でイギリスや日本の兵士が、たくさん戦死しました。今では、当時の戦場であった町の殆どに、兵士たちのために造られた慰霊碑があります。サガインヒルの慰霊碑もその中の一つです。
サガインヒルの慰霊碑は、交通が不便な北部や、又インドとの国境付近の奥地などで亡くなられた兵士たちのために造られたそうです。例年8月ぐらいになると、普段の観光客に加え、全国の慰霊碑に訪れる観光客で賑わいます。サガインヒルの慰霊碑へはサガインそのものも観光地ですので、普通の観光客も行く人が多いようです。
サガインヒルの「ソンウーポンニャシン」パゴダの近くに、パゴダが建てられ、その隣にはいくつかの慰霊碑があります。パゴダの土台の周りには日本の地名別に亡くなられた兵士たちの名前が書かれていて、お客様と一緒に探したこともありました。当時は、漢字があまり読めず、日本の地名も殆ど分からなかったので、あまりお客様の役には立ちませんでしたが。
実は、ミャンマー人はお墓などを造る習慣はありません。国内にイギリスや日本の慰霊碑はいくつかあるからとは言え、地元の人たちの中では毎年お墓まいりに来る日本人を見るたび、不思議に思う人もいるようです。
いずれかの時にミャンマー人の死に対する思いを紹介します。
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