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2011年6月23日 (木)

サガインヒルのお供え

Blogtemplate ミンガラバー!
今日は、サガインヒルを少し紹介します。
国内外の観光客は、サガインと聞くと「サガインヒル」を思い浮かぶ人が多いでしょう。それは、サガインの町を一望できる唯一の丘だからです。
以前紹介した通り、かつてからサガインヒルは現地の人々にとって宗教的に、とても大切な場所でした。歴代の王や、偉い人たちはサガインヒルにたくさんのパゴダを造り、現在でも新しいパゴダや瞑想センターなどが造られています。サガインヒルの頂上には、「ソンウーポンニャシン」というパゴダがあり、14世紀頃、当時の有2blogtemplate 名な大臣によって造られたそうです。「ソンウー」は「一日の一番最初にブッダにお供えするご飯」という意味で、「ポンニャシン」は「造った大臣の名前」です。ソンウーポンニャシンパゴダの特徴は、造られてから現在まで、一足早くお供えをしようと思って、パゴダに着くと、仏像の前にお供えしてある湯気がまだ消えていないご飯があるということです(ブッダにお供えできる時間は早朝4時からです)。現地の人たちの話によると、今まで一日の一番最初にお供えすることができないのは、人間より先に神様がお供えするからだと伝えられています。

3blogtemplate パゴダの雰囲気も他のパゴダとは違い、人影が少なく、落ち着いた雰囲気の場所でもあります。町全体を一望できるので、現地の若者たちがデートの場所として選ばれる場所でもあります(ミャンマーでは、デートで行く場所は殆どパゴダや寺院です)。パゴダや寺院はとても静かで、ゆっくり話ができるのが一つの原因かもしれません。

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