サガインヒルのお供え
ミンガラバー!
今日は、サガインヒルを少し紹介します。
国内外の観光客は、サガインと聞くと「サガインヒル」を思い浮かぶ人が多いでしょう。それは、サガインの町を一望できる唯一の丘だからです。
以前紹介した通り、かつてからサガインヒルは現地の人々にとって宗教的に、とても大切な場所でした。歴代の王や、偉い人たちはサガインヒルにたくさんのパゴダを造り、現在でも新しいパゴダや瞑想センターなどが造られています。サガインヒルの頂上には、「ソンウーポンニャシン」というパゴダがあり、14世紀頃、当時の有 名な大臣によって造られたそうです。「ソンウー」は「一日の一番最初にブッダにお供えするご飯」という意味で、「ポンニャシン」は「造った大臣の名前」です。ソンウーポンニャシンパゴダの特徴は、造られてから現在まで、一足早くお供えをしようと思って、パゴダに着くと、仏像の前にお供えしてある湯気がまだ消えていないご飯があるということです(ブッダにお供えできる時間は早朝4時からです)。現地の人たちの話によると、今まで一日の一番最初にお供えすることができないのは、人間より先に神様がお供えするからだと伝えられています。
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