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ミンガラバー!今回、ミングォン遺跡群をご紹介します。小さいミングォン村には、大きな遺跡が、いくつかあります。その一つは、今日ご紹介する守り神「大きなライオン」です。ミャンマーでは、パゴダを造る際、守り神も一緒に造ります。守り神の多くは、ライオン、トラ、ゾウ、トリ、神様などです。ミ ャンマー語ではライオンを「チンテェー」と言い、とても力強いと思われ、守り神としてよく造られます。パゴダのサイズに合わせますので、守り神のサイズは様々です。このライオンの守り神は、ミングォン遺跡群の中で最も大きなパゴダのものですので、とても大きく造られました。
近くにある、本堂「プドードォーパゴダ(18世紀頃)」が造られた時、2頭のライオンの像は守り神として造られたそうです。高さ30mぐらいで、遠いところからもよく見えるほど大きかっ たと言われています。本堂は完成できず、現在まで建設途中のままに残っていますが、このライオンの守り神だけが当時完成しました。水路や陸路でやってくる敵は、このライオンの像を見るだけで、怖くて近づけなかったという話もありま す。残念なことに、1839年頃の地震でこのライオンは壊されました。今では、丸い石にしか見えません。
2011年7月21日 (木) ミングォン | 固定リンク Tweet
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