『祭りの準備』
ミンガラバー!
最近、ミャンマーツアーのパンフレット請求や電話でのお問合せが増えています。毎年、8月ぐらいからミャンマーをご検討されるお客様のお問合せが増えますよ!と、先輩が教えてくれましたが…、私は自分勝手に、このブログをご覧になったお客様かなあと、思ったりしています(笑)。
この9月から10月にかけて、インレー湖最大の筏祭りが始まります。インレー湖の最も有名な水上パゴダの仏像を“カラウェイ”に乗せて、湖を周遊する祭りです。今年(弊社のツアー)は、祭りの目玉であるボートレースをインレー湖の窓口の町“ニャンシュエ”にカラウェイが到着する日(10/4)と水上パゴダに戻る日(10/15)にご案内します。
現地にいた時は、筏祭りが近づいてくると、お客様が祭りをご満喫に頂けるような場所を確保したり、前もってレストランの予約を入れたりしていたこと、祭りの準備で忙しいインダー族たちの姿を思い浮かびます。
待ち望む「筏祭り」が近づいてくると、インダーたちは、とても忙しくなります。若いインダーたちのプライドが、この筏祭りにかかっているからです。祭りには、個人のレースより、村を代表して参加するレースが殆どですので、村の若者達は“今年も優勝する”ように、又は昨年、悔しい思いをした村は、“今年だけは勝ち取らなきゃ”という思いで、練習に励みます。仕事の合間に、集まって早く走れるようにボートの修理をしたり、勝ち取るための技を一緒に考えたりして、祭りに向ける準備は様々です。仕事中にも練習するインダーが います。年配のインダーたちも“カラウェイ”が来る時に、寄付するため貯金をしたりします。
そして、インダーたちは準備満々で祭りを迎えます。この筏祭りはインレー湖だけでなく、シャン州又はミャンマーを代表するお祭りなので、国内外の観光客と共に都道府県の知事や軍隊の偉い人たちも見にきます。その筏祭りのクライマックスがボートのレースです(2回)。そこは、インダー族だけでなく、観客も一緒になって興奮する場所です。
年に1度しかないインレー湖の誇り“筏祭り”。その魅力を観光客に見てもらおうと努力するインダー族の姿を現地に行って見にいきたくなります。
東北地方をはじめとして、日本各地で夏祭りのシーズンが始まっていますが、1年に1度の祭りにかける情熱は国が違っても変わらないものですね。
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